スマホで立ち読み Vol.40
『韓鶴子総裁御言選集 5』7

天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合/編

(光言社・刊『韓鶴子総裁御言選集 5』〈2025年1月27日初版第1刷発行〉より)

 スマホで立ち読み第40弾、『韓鶴子総裁御言選集 5』を毎週月曜日(予定)にお届けします。

 シリーズの最終巻となる第5巻には、2018年のJapan TOP GUNで語られたみ言から、2022年の在韓日本宣教師会40周年記念特別集会で語られたみ言までの全39編が収録されています。

 第1巻の立ち読みはコチラから!

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2 人類の文明史から見た天の摂理の終着点

201871日(天一国6年天暦518日)
日本・埼玉

2018「神日本家庭連合」希望前進決意二万名大会で語られたみ言(ことば)

天の父母様を迎え、世界を抱く母の責任を全うする「神日本」となりましょう

 私がきょう、語ろうとする題名があります。「人類の文明史から見た天の摂理の終着点はいつだったか?」。私が今、語ったとおりです。

 そして、「今日、私たちはどのようにしなければならないか?」。先ほども話しましたが、一個人、一国がうまくやっているといって、平和世界が成就することはありません。皆が一緒にうまくいかなければなりません。

 今、処している韓国の南北の問題もそうです。人間を中心としては、完全な統一ははるかに遠いのです。皆が自らの利益を先に考えるからです。全体を見ることができず、現在の自分を中心として考えるので、そうなるのです。家庭から氏族、国家、世界に、本来の主人であられる創造主、天の父母様(神様)を迎える道以外には、答えがありません。

 私たち夫婦は、韓国動乱から60年となる年に、まだ生存している16カ国の参戦勇士たちに、リトル・エンジェルス芸術団を送って慰問をしました。彼らはまだ生き生きと韓国を記憶していて、韓国を愛していると言いました。このように、真実は通じるのです。恩恵を受ければ、恩恵を返さなければなりません。

 私は言いたいです。私たちが一つになるためには、過去に誤ったことは認め、「間違ったので、今後は未来のためにしっかりやろう」と、手を取り合って進まなければなりません。

 天の摂理において、真の父母は日本を世界のために生きるエバ国、母の国として祝福しました。母の特徴は、自分を顧みず、子供のためならば、すべてのものを惜しみなく与えることです。そうではありませんか? ですから、私は韓国と日本と、世界を代表したアメリカ、この3カ国を中心として、アジア・太平洋文明圏時代を開きました。そして、孝情(ヒョヂョン)の心情文化革命の旗を掲げて、堂々と私たちの二世、三世たちが世界に進み、勝利を収めています。

 先ほど司会者が、「アメリカから350人の青年たちが来た」と知らせるのを聞きました。そうです。世界的に、個人主義、利己主義によって、家庭の大切さが分からずにいます。一言で、それでは未来がないというのです。しかし、私たち家庭連合は、家庭を大切に思います。私たちの未来の希望となる二世、三世たちは、父母のみ意(こころ)に従って、天の父母様の夢をかなえてさしあげる天一国の勇士として、勇兵として、世界のために生きようと進み出ています。それが私たちの希望です。

 今、この地球星が疲弊しています。地球の未来がどうなるか、心配です。世界から聞こえてくるニュースによれば、想像できないほど、異常で惨憺(さんたん)たることがたくさん起こっています。それは結局、無知によって、人間がつくり出した災難です。私たちはそれを黙って見ながら、現在にだけ満足して生きることはできません。

 それで私は、それを治癒するために、ノーベル賞を受賞した世界の多くの科学者たちを動員して、今現在、当面している誤った事柄を収拾し、希望的な未来において、本来、神様が創造された健康で美しい地球星を守り得る方法を探し出すために、研究をさせています。

 世界が一つになり得る世界平和高速道路、これもかなり前から真の父母が提唱しています。今、私は実質的に、それを実行する方向で進んでいます。

 特に島国は、大陸を慕います。そうですか? ですから、私は日本と韓国が一つになって韓日海底トンネルを造り、南北が一つになった立場において、ユーラシアを経て、全世界へ向かうことのできる平和高速道路を造りたく思います。

 既にアフリカ大陸においては、喜望峰から始めると発表しました。南北米を連結し、チリのサンティアゴからアジア大陸まで連結して、韓国へと通じる世界高速道路を主唱しています。

 そのような観点から見るとき、日本は韓国と一つにならなければならないでしょうか、なってはならないでしょうか? 私の話に同意するものと理解します。

 この国が、天の父母様を迎えた「神日本」になるとき、世界を抱く母の責任を全うする「神日本」になるとき、世界すべての国々が、子女として父母を敬うようになるその日が来るでしょうか、来ないでしょうか?

 現在の指導者たちは、過去のわだかまりを解かなければなりません。そして、未来のさらに大きな目標に向かって、私たちがみな一緒に、家庭連合と共に、すべての機関が世界平和のために前進し、跳躍するこの日になることを祈願します。

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 次回は、「夢を持った二世、三世がとても誇らしく、幸せです」をお届けします。



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