2025.07.07 22:00
facts_3分で社会を読み解く 75
櫻井義秀氏の真実(6)
櫻井氏の高校時代の同級生へのインタビュー
ナビゲーター:魚谷 俊輔
家庭連合に対する批判的なスタンスを貫いている北海道大学の櫻井義秀教授が、実は若き日に教会に通ったことがあり、原理研究会のメンバーとも交流があったという「真実」を明らかにするシリーズの第6回である。
前回は、山形からの一通のメールを通じて、櫻井氏と統一教会の関係は北海道大学の学生時代に始まったものではなく、まだ彼が高校生であった山形時代にまでさかのぼるという情報を入手したところまで説明した。
山形教会所属の6500双のメンバーが櫻井氏と高校の同級生で、高校時代に一緒に山形教会に通っていたというのである。
情報源である山形県平和大使協議会の事務局長から、その人の連絡先を教えてもらい、Zoomでインタビューを行った。
元小学校教諭で、名前をS氏という。
S氏からは名前を公表する許可を得ることはできなかったが、インタビュー内容を記事にする許可を得ることができたので、可能な範囲で会話のやり取りを紹介したい。
魚谷:本日はお時間を取っていただきましてありがとうございます。
私はUPFで事務総長をしている魚谷俊輔と申します。同じ6500双の祝福家庭です。よろしくお願いします。
S:こちらこそよろしくお願いします。
魚谷:インタビューの背景を説明します。
今回、私はかなり分厚い本を出しました。櫻井義秀教授が私たちに対する批判的な論調で本を書いていたので、私は彼には昔からずっと注目していたのです。彼が2010年に出した『統一教会』という分厚い本があるのですが、それに対する反論をブログでずっと書いてきました。
それを最近著作として出版したのですが、編集の間際で、北海道大学の学生だった頃に、彼が札幌教会につながって、原理を聞いていたとか、原理研究会の集会に参加していたとかいう話を聞いたので、そのことをエピローグとして書いたのです。
そうしたところ山形の平和大使協議会の事務局長からメールがあり、それ以前に山形(の原理研究会)につながっていたのだという話をしてきました。
それは私にとってはさらに驚きの新事実だったものですから、詳しく事情を聞きたいと思ったのです。
まずSさんと櫻井義秀さんの関係性について簡単にお聞きしたいのですが、どこの高校で、どんな時に、どんなふうに一緒だったというよう事実を教えていただけませんか…。
S:はい。山形市にある山形東高校です。小山田秀生先生も、そこを出ておられます。私と櫻井君は、高校2年生の時に同級生だったんです。
(続く)