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制作の舞台裏から 109
アニメ『がんばれ!ソンジャマン!!』誕生秘話

 今から17年前、あるチームが一つの夢を胸に立ち上がりました。
 それは、プロのアニメスタジオでもなければ、経験豊富なクリエイター集団でもありません。

 家庭連合二世の学生たちと光言社の社員たち。
 共通していたのは、「子供たちの心に真っすぐ届く作品をつくりたい」という熱意だけでした。

 彼らが手がけたのが、アニメ作品『がんばれ!ソンジャマン!!』です。

 制作はまさに手探りの連続。
 素材に使ったのは、雑誌『ムーンワールド』に掲載されていた人気漫画のコマ。

 それにセリフや効果音を重ねていきました。声を吹き込んだのは、アニメ初挑戦の学生たちと社員たち。

 「台本ってこうやって読むんですね!」という笑い声が飛び交う現場に、本格的な設備はありませんでした。しかしそこには誰にも負けない“本気”がありました。

 やがて「もっといい作品にしたい!」という声が自然に発せられるようになり、絵の得意なスタッフが自発的にオリジナルのイラストを描き始めます。

 素朴な線と色で描かれたキャラクターたちは、少しずつ新たな命を吹き込まれ、温かく親しみのある世界観が形作られていきました。
 特に主人公ソンジャマンの“真っすぐな心”は、その世界観とぴったり重なります。

 ソンジャマンは「神の子」として誕生したキャラクター。
 けれど、完璧なヒーローではありません。少しおっちょこちょいですが、正しいことと間違ったことの区別はしっかりついている。

 争いごとは好まないけれど、目の前にいる誰かのためなら迷わず立ち上がる――。
 そんな、誰の心の中にもある“善”を体現した存在がソンジャマンです。

 物語は、科学が進歩し物があふれる町から始まります。
 便利で快適に見える町には、実は「心の貧しさ」が隠れていたのです。

 続くエピソードでは、神様の愛を知らない子供たち、信仰を隠して生きる少年、母と子のすれ違い、友情の危機など、誰もが経験する日常の葛藤が丁寧に描かれています。

 印象的なのが、シリーズ前半で使用されていたテーマソング。
 手作りながら、明るく元気なメロディーと素直な歌詞が子供たちの心に深く届きました。
 今でもあの歌を口ずさめる人が、きっとどこかにいるはずです。

 改めてこの作品を振り返って私は思います。
 これはただのアニメではなく、「子女教育」に役立つ大切なコンテンツなのだと。

 真のお母様は、二世・三世の子供たちの成長と教育に深い関心を持たれています。

 「子供たちがピュアウォーターとして美しく育つように天の父母様が見守っています。健やかに、優しく、立派に成長し、天一国の誇らしい指導者になってほしい」とお母様は語られています。

 17年前に誕生したこの作品には、まさにその願いが込められていたのだと、今改めて実感しています。

 長い間眠っていたかのような『がんばれ!ソンジャマン!!』ですが、実は今もU-ONE TVで配信中。
 スマートフォンでもパソコンでも、いつでもどこでも視聴可能です。

 まずは第1話から、気軽にご覧ください。
 きっとあなたの心の中にも、小さなソンジャマンが現れ、「がんばれ」とそっと背中を押してくれるはずです。

 私は思います。

 ――完璧じゃなくていい。真っすぐな心で作ったものは、きっと誰かの心に届く。

 「がんばれ!ソンジャマン!!」

 まだ見ぬあなたのもとへ、届け!


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【アニメ『がんばれ!ソンジャマン!!』】

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