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シリーズ聖歌

 世界平和統一家庭連合の「聖歌」を、第一部1番から順にご紹介してまいります。

 今回は、聖歌の第一部62番「十字架より叫び聞こゆ」をお届けします。

 「十字架より叫び聞こゆ」は、北欧フィンランドに伝わる聖歌です。編纂(へんさん)委員会の辻󠄀村なをみさんが高校時代から愛唱しており、「ぜひ入れたい」との推薦でした。

 哀調をおびて澄みわたる曲の雰囲気は胸に迫ります。とくに「ゴルゴタの丘の苦しみが、誰のためになされたのか、あなたは知っているか」との問いかけは、これを歌う一人ひとりの心に響くでしょう。

 私たちは主の苦難を遠くで見ている、見物人の一人で終わるのでしょうか。キリストを「偉大な先生」と思い、その姿を尊敬して見つめればいいのでしょうか。

 主との出会いによって、その人の歩みは変わります。「主の道のすべては私のためであった」との確信を天から与えられる日、何ものをも恐れない信仰の勇士として、また真の神の子女としての一歩を踏み出すでしょう。

(参照:『聖歌のめぐみ』)

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