2025.05.27 12:00
スマホで立ち読み Vol.41
『天の父母様に侍る愛と喜びの生活』1
蝶野知徳/著
スマホで立ち読み第41弾、『天の父母様に侍る愛と喜びの生活』を毎週火曜日(予定)にお届けします。
天の父母様(神様)の愛を一身に受け、その愛を夫婦で、親子で分かち合いながら、喜びを持って天に侍る家庭となることを目指します!
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はじめに
実体的天一国安着の時代は、「家庭」において天の伝統が生活化する時代です。天の伝統を生活化するためにはまず、各自の信仰が自立することが前提となります。信仰の自立とは、み言(ことば)で願われていることを生命視しつつ、それを「喜び」と共に実践できる「私」となることです。
それは個人を超えて、夫婦となったときも同様で、この時代、家庭愛の中心的存在である祝福夫婦にまず求められるものは、まさに天に侍(はべ)る「喜び」の生活です。それは天の父母様に対する親孝行の喜びであり、困難や試練を感じるときにも天に侍る生活を価値視でき、天を慕う心情が発露する「私たち」となることです。
本書は、『祝福家庭』誌に連載してきた「家庭青年のための家庭教育講座」を大幅に加筆修正したものです。私たちにとって、み言を「守る」ことは大前提として重要なことですが、ただ「守る」だけにとどまらず、さらにみ言で自分自身を「創造」していく、すなわちみ言の「実体」になっていくことに焦点を当て、そこからみ言を「守る」ことの価値を再認識していく内容となっています。
その意味で、家庭青年に限らず、すべての祝福家庭が、天の父母様との関係、家族(夫婦、親子)との関係を見直すきっかけとして、本書を活用していただけたらと思います。
創造原理の時代は、天の父母様の夢が実現する時代です。それはまた、私自身をみ言で創造する術を身につける時代でもあります。私たち一人一人が、一家庭一家庭が生活を通して、天一国の民としてふさわしい内外を備えられるように精誠を尽くしていくべき立場にあるのです。
本書が、皆様の家庭における「信仰による愛」を深め、原理的に自立した個人、夫婦、そして家庭を築き、天の父母様の夢をかなえるための一助となれば幸いです。
蝶野知徳(ちょうの・とものり)
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次回は、「信仰と喜び① 信仰」をお届けします。