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誤解されたイエスの福音 30

 アプリで読む光言社書籍シリーズとして「誤解されたイエスの福音」を毎週金曜日配信(予定)でお届けします。
 パウロのイエス観は果たして正しかったのか。イエス・キリストの再臨期を迎えた今、聖書の記述をもとに徹底検証します。

野村健二・著

(光言社・刊『誤解されたイエスの福音』〈2011111日初版第1刷発行〉より)

第二章 イエスの本来の使命

六、イエスの再臨をめぐって

キリストの再臨が韓国に誕生した理由
 イエス自身が再臨するということは全く不可能だということは、前に説明したとおりですが、ではどうしてこのイエスの代理使命者がイエスと同じユダヤ(イスラエル)ではなく、別の地──韓国に生まれるようになったのでしょうか。その点についてイエスははっきりと、メシヤ殺しを意味する譬(たとえ)を用いて次のように言っておられます。

 「それだから、あなたがたに言うが、神の国はあなたがたから取り上げられて、御国にふさわしい実を結ぶような異邦人に与えられるであろう」(マタイ2143

 この「実を結ばせる異邦人」こそ、まさに韓国人であり、神は初めからイスラエルの摂理が失敗するかもしれないと予想して、第二のイスラエル選民として立たせるために、4300年も前から韓国を訓練しておられたと文鮮明(ムン・ソンミョン)師は言われるのです。

 「韓国の歴史は実に素晴らしいのです。祭祀(さいし)の時には長子の家で、叔父さんも長子に侍って祭祀を執り行うでしょう。神様の摂理の中で長子の民族をつくるための歴史的背景があるという事実を知らなければなりません」。「それより高い血族的な基準、より高い生命基準、より高い愛の基準が関連性をもつようになる時は、神様が願う最高の基準として、天を中心とした影響圏を地上に合わせれば、その影響圏に必ず吸収されるので、地上天国に改善することが可能だというのです」(『天聖経』「人間の生と霊魂の世界」909頁)。

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 次回は、「『三位一体』の合理的理解」をお届けします。


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