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神様に愛された日 26

 『神様に愛された日』を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
 「私が出会った神様の真の愛」をテーマに家庭連合の教会員による応募作品から選ばれた証し(テスティモニー)をまとめた作品集。心が温かくなる証しの数々をBlessed Lifeでもお読みいただけます。(一部、編集部が加筆・修正)

(光言社・刊『神様に愛された日-48のテスティモニー』〈2010219日第2刷発行〉より)

第三章◆夫婦の愛

【幸せの記録25】
忘れられない言葉

 わが家は、子供4人と私たち夫婦の6人家族です。

 日ごろ、忙しく飛び回っている私は、家のこともままならず、夫にも、子供たちにも申し訳なく思っています。

 それでも夫は、「いつも、おいしいご飯、ありがとう」と言ってくれます。

 そんな夫の忘れられない言葉。

 長女の出産のときでした。初めてのお産で、私は疲れ切っていました。病院側は産後すぐの私には知らせてくれませんでしたが、長女は障害を持って生まれました。

 後で聞いた話ですが、付き添いに来てくれていた母は、いたたまれず、夫に言ったそうです。

 「どうして、あなたたちのような真面目に生きて祝福を受けた夫婦に、こんなことがあるの?」

 夫の返事はこうでした。

 「お義母(かあ)さん、“どうしてこんな”と思わないでください。私たち夫婦は、私たちの代で今までの家系の痛みや苦しみも清算したいと思っていたのです。神様が授けてくださったので、大丈夫ですよ」

 以来、母はもちろん、私もこのような夫を、心から信頼し、感謝するようになりました。

(女性 45歳)

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 次回は、「今でも愛しているよ」をお届けします。


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