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マホで立ち読み Vol.10
『天一国時代の信仰生活講座』10

前田千代子・著

(光言社・刊『天一国時代の信仰生活講座』より)

 スマホで立ち読み第10弾、『天一国時代の信仰生活講座』を毎週日曜日(予定)にお届けします
 季刊『祝福家庭』で10回にわたって連載され、好評を博した前田千代子講師の「信仰生活講座」を書籍化したものです。千葉中央修練所で長年行われてきた講義のエッセンスが詰まった一冊です。

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第一章 神による召命
5. 神様は、私を離れない

 私たちは神様によって召命されたのですから、神様が私たちを離れるはずはありません。私たちを召命した責任があるので、神様はいつでも、どこでも、私たちと共にいてくださるのです。

 神様、真の父母様との関係において、そのような体験を積み重ねていくことが大切です。
 一世の方は、神様によって召命されたという確信と自信をもってください。「私は神様から愛されている」、これ以上、誇らしいことはありません。

 二世の皆さんは、一世の苦労の土台の上に生まれてきました。親を悲しませたくない、親の願いに応えたいなど、さまざまな思いで歩んでいる方もいるでしょう。しかし、二世も自分自身の意思でこの道を行かなければなりません。アダムとエバが堕落せずに勝利して「真の父母」となっていたならば、その子女たちが歩む道、それが二世の行くべき道です。親が敷いたからといって、そのレールの上を無自覚なまま一生走り続けるのは簡単ではありません。

 神様はアダムとエバを創造したのち、彼らに「取って食べてはならない」というみ言を下さいました。アダムとエバはこのみ言を信じ、守って個性完成を成し、祝福を受けて家庭完成し、主管性を完成して、地上天国を築くべきでした。

 自分を召命してくださった神様が、どんな願いをもち、どんな心情でいらっしゃったのかを知ることが大切です。親が神様と真の父母様に出会ったように、二世の皆さんも必ず神様と出会わなければなりません。基元節を越えた今、さらに明確な召命意識をもって神様と出会い、真の父母様と共に自らの人生として、神様が願われたご理想を実現していきましょう。

〔第一章のポイント〕
● 一世であっても祝福子女であっても、神様によって召命されたという事実は変わりません。信仰の動機は自分にではなく、神様にあります。

● 創造や復帰摂理(再創造摂理)が100パーセント、神様の意思によって進められたように、私の召命も、100パーセント、神様の意思によるものです。

● 召命された者には、選民、先祖の功労、天稟(てんぴん)、後天的条件、時と場所という五つの条件があります。自分の実力ではなく、神様、真の父母様によって選ばれたことに価値があるのです。

● 私たちは真の父母様に似た者になるために、召命されました。報告祈祷を通して常に神様と相談し、神様が働いてくださったからこそ勝利できたという体験を積み重ねましょう。

● 神様は決して私を離れないことを確信しましょう。一世はもちろん、祝福子女も、必ず神様と出会う必要があります。

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 「スマホで立ち読み『天一国時代の信仰生活講座』」は、今回が最終回となります。ご愛読ありがとうございます。
 続きは、ぜひ書籍でご覧ください。



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