シリーズ・「宗教」を読み解く 36
中南米サミットとIAPD中南米の創設

ナビゲーター:石丸 志信

 4月、ウィーンでの国際会議に続き、8月2日から5日、UPF(天宙平和連合)が主催する中南米サミットが開催された。「中南米における平和と開発:共生、共栄、共義」のテーマの下、中南米を中心として世界40カ国、約400人が参加した。

 3日の開会総会では、フリオ・サンギネッティ元ウルグアイ大統領が挨拶し、UPF創設以来、中南米が抱える諸問題解決のために勢力的に活動してきたことを紹介した。その後、韓鶴子総裁が基調講演を行い、地球環境の保全のための活動と、国際ハイウェイ構想の推進を呼び掛けた。

 これを受けて一連のセッションでは、中南米各国の大統領経験者らから活発な提言がなされ、討議が行われた。

 そして、4日には、IAPD(超宗教平和開発協会)中南米創設のためのセッションが行われた。カトリック、プロテスタント、イスラームなどを代表する宗教指導者が平和に対する声明を読み上げ、各自が手にしたグラスの水を大きな一つの器に注ぎ込むセレモニーがなされた。

 水は、恒久的な愛、生命、平和を象徴し、川の支流が集まって大河となり、大海へと至ることを表した。