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文鮮明師自叙伝に学ぶ~心の書写 18

家庭は天国の出発点

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第3弾、『文鮮明師自叙伝に学ぶ~心の書写』を毎週木曜日配信(予定)でお届けしています。なお、この記事に記載されている「自叙伝『平和を愛する世界人として』」のページ数は創芸社出版のものです。

浅川 勇男・著

(光言社・刊『心の書写~文鮮明師自叙伝に学ぶ~』より)

【第五章】家庭は天国の出発点

家庭は天国の出発点

 愛にあふれた家庭をつくるのは幸福になるためです。しかし、人によっては、一人で生きたほうが気楽だと割り切って生涯独身で過ごす人もいます。また、家庭を持ちながら家庭以外のことに生きがいと喜びを持とうとする人もいます。特に、老後になって夫婦だけで向き合うようになった時、愛し続ける理由がわからなくなる人もいます。

 確かに真の家庭をつくるのは決して楽なことではありません。しかし、絶対に幸福な家庭をつくらなければならない理由があるのです。それが、霊魂と霊界の実在なのです。

 文鮮明先生は霊界と霊魂は実在すると言われています。

 「人の霊魂は命を失ったからといって埃(ほこり)のように消えてしまうものではなく、霊魂の世界に行きます」(自叙伝、212ページ)

 「人が死んで帰る所はどこでしょうか。心と体から成る人の命から体を脱ぎ捨てるのが死なので、本来、心がいた所に帰るのです」(同、238ページ)

 人生は死とともに消滅せずに、霊魂となって霊界で永遠に生き続けるのです。しかも、霊界には天国が実在すると、文鮮明先生は断言されています。

 「天の国に行けば金銀財宝があふれるほど散らばっているのに、地上から何を持っていくのでしょう。私たちが暮らしている世界より、もっと良い世界に行くと考えれば、地上のものに執着する理由がありません」(同、338ページ)

 では、どうしたら至福の世界である、天国に行けるのでしょうか。

 天国に行くために、神様に生涯を捧げて、祈りと瞑想(めいそう)に徹する修道者もいます。難行苦行で肉欲を断って身を清める人もいます。それが天国への道と信じるからです。

 では、霊界天国は、身を清めて一人で入れる世界なのでしょうか? 世界や国のために功労を立てれば、家庭を持たなくても入れる世界なのでしょうか?

 文鮮明先生は、「家庭は天国の出発点」と言われるのです。天国は夫婦愛を軸とした真の家族愛を体得した夫婦が入れるのだ、と断言されているのです。どんなに清らかな人であっても、個人では入れないというのです。真の夫婦愛を体得しない限り天国に入れないのです。

 人が霊界に行って天国に入ろうとした時、天国の門番は必ず三つの問いをするでしょう。

 第一の問いは「お連れさんはいつ来ますか?」です。「あなたは結婚しましたか?」ということです。このため、どんなに清らかな人でも結婚していなければ、門番は入場を許可しないのです。では、結婚していれば誰でも天国に入れるのでしょうか?

 第二の問いは、「天の祝福を受けた結婚をしましたか?」です。天の国は天の主管する国です。そのため、天から祝福された結婚を受けていなければなりません。天の国への入籍ですから当然のことです。このため、結婚していても、天の認定した祝福結婚をしていなければ入れないのです。

 第三の問いは「夫婦仲は良かったですか?」です。一番聞いてほしくない問いかもしれません。天国はこの世で愛し合って幸福だった夫婦が入れる世界なのです。したがって、永遠の世界で幸福になるためには、祝福結婚を受けて夫婦が愛し合うしかないのです。言い換えれば、幸福な家庭をつくる以外に、人生の選択の余地はないのです。この世で幸福になるしかないのです。この世の幸福が、あの世の天国なのです。

 ある婦人が霊界天国に入るためのテストを神様からたくさん受けたそうです。神様からの最初のテストが、「夫婦仲は良かったか?」だったと言います。

 「地獄への道連れ」と言いますが、地獄に道連れは要りません。道連れが絶対に必要なのは天国なのです、天国の道連れとなるその人を、夫、妻と言うのです。神様だけを愛した人が入れるのではなく、神様のように夫、妻を愛した人が入れる世界なのです。夫婦は互いに天国への道案内人なのです。

 それゆえ、お盆やお彼岸にはご先祖様だけでなく、ご主人にも心温まるお供え物を供えてみたらどうでしょうか。生きて成仏するかもしれません。うまくいけば、仏様のように慈悲深い夫に変身するかもしれません。また、ご主人さんは、先祖を大切にするように奥さんをいたわってみてください。仁王様に見えた奥さんが慈しみ深い観音様に変身するかもしれません。

 天国の門は夫婦の愛が神様の愛に感じられたときに開かれるのです。老後は夫婦の愛を円熟させる最も大切な時期と言えるのです。(続く)

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 次回は、第六章の「全人類の幸福が個人や家庭の幸福をもたらす」をお届けします。


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