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男女の違いと夫婦の関係 21

 アプリで読む光言社書籍シリーズとして「男女の違いと夫婦の関係」を毎週木曜日配信(予定)でお届けします。
 あなたは知っていますか? 男性と女性の違い。同シリーズでは、男女の考え方の根本的違いを知り、夫婦がお互いを理解しあって、本当の「幸せ」をつかむためのキーポイントをお伝えします!

松本 雄司・著

(光言社・刊『男女の違いと夫婦の関係-ほめられたい夫 愛されたい妻-』〈2019年3月30日第4版発行〉より)

第二章 男と女の違いと結婚生活

1 男女の生理的・心理的違い

1)男女の分化と生理ホルモンの働き

 まず男女の生理的違いです。医学的には、受胎した状態の生命が男になっていくのか、女になっていくのかを決定するのは遺伝子です。

 人間には基本的に、XXという染色体を持っている人と、XYという染色体を持っている人がいます。XXなら女性になるし、XYを持っていれば男性になるということです。

 その後、男児が男性らしい体つきになり、女児が女性らしい体つきになっていくのはすべてホルモンが影響します。男性ホルモン、女性ホルモンが分泌されることによって、男性と女性の性的器官や体つきにまで決定的な影響を与えます。

 男性ホルモンは、アントロゲンと言われるホルモンです。女性ホルモンはエストロゲンというのが最も代表的なものです。
 それらの働きによって男は「男らしく」、女は「女らしく」なっていきます。また男、女は変わらなくても、そのホルモンが強く作用する人と弱い人とで、その人の性格とか状態が少しずつ違ってきます。

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 もちろん、生まれた後の環境も大きく影響します。男として育てられるか、女として育てられるかによって、言葉づかいから態度、仕草、歩き方まで大きく違ってきます。
 このような後天的な要素も大きく作用するということは言うまでもありません。

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 次回は、「五感における男女の違い」をお届けします。

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◆同シリーズの前作「うまくいく夫婦仲の法則」はコチラから