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(『祝福家庭』92号)
【第2・第3祝福】「家庭完成・主管性完成」

 いつでもどこでも、訓読生活!
 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

第2・第3祝福】
「人類一家族世界」に関するみ言(3)

 今日の人類が行くべき道はどこにあるのでしょうか。今も世界の至る所で戦争と疾病、飢餓、そして自然災害によって無辜(むこ)の人命が、毎年数千万人ずつ犠牲になっています。宗教、政治、教育、文化、思想など、どの分野を見渡してみても、個人はもちろん、集団まで極度の利己主義的な我執の沼にはまり、徹底して門を閉じ、鍵を掛けています。疎通のない不通の世界に転落してしまったのです。

 結局、人類の諸般の問題は、真の父母である私たち夫婦が天から受け、一生の間、主唱して教育してきた「神様のもとの一つの家族」思想、すなわち真の愛の教えによって解決されなければなりません。この思想こそが、人類に平和と幸福の道を探し出してくれる唯一の道だからです。


(天一国経典『天聖経』第13篇・第4章・第2節・1)


 天国とは、主体的な神様の愛を中心として、すべてが一つになって和合し、互いに喜ぶことのできる家庭を世界的に展開させた所です。そこが、神様が理想とされる天国です。結局は、神様の愛を中心として大家族理念が調和する世界圏がつくられてこそ、天国になります。そうしてこそ、神様が構想された世界になるのです。今日、世界は、これを夢に見ることもありません。そのような世界を知らずにいます。


(同 第10篇・第4章・第1節・7)


 真の父母様と真の家庭を中心として、和合と統一の心情文化共同体を築いていかなければなりません。皆さんは、全員例外なく天の選択と先祖の功績、そして自らの後天的天稟(てんぴん)によってみ旨の道と縁が結ばれました。そして、数多くの迫害を顧みずに真の父母様のあとに従い、今日の勝利圏まで迎えるようになりました。

 ですから私たちは、唯一の父母を中心とした一家族心情共同体です。世の中は、いまだに分裂と葛藤が満ちあふれていますが、私たち統一家は、人種、国境、およびいかなる障壁も軽く飛び越え、一つの兄弟姉妹になれるのです。ために生きる人生の手本を見せるならば、必ず成し遂げられる夢です。


(同 第12篇・第4章・第3節・11)