コラム・週刊Blessed Life 34
「大坂なおみさん、優勝おめでとう、そして感動をありがとう!」

新海 一朗(コラムニスト)

 テニス四大大会の全米オープンで、セリーナ・ウィリアムズを破り、優勝トロフィーを手にした大坂なおみさん(20歳)。日本勢初の偉業に日本中はもちろん、米国メディアも称賛の嵐で、今や、世界中にちょっとした「大坂なおみフィーバー」が起きていると言ってもよいでしょう。

 インタビューなどで見られる、愛らしくて憎めない素朴な彼女のキャラクターと雰囲気が、従来のテニス選手とは一味違う不思議な魅力を発しており、何か新鮮な感動を呼び起こしてくれているのだと思われます。

 大坂なおみさんは母親が日本人で、父親はハイチ系米国人です。
 インタビューなどの彼女の言葉遣いを見ても分かるとおり、彼女の日本語はたどたどしく、英語はネイティブです。日本と米国の国籍を持っていますが、日本の文化が好きで、心から日本を愛しており、登録は日本を選択し続けています。

 北海道の根室市に住む祖父の大阪鉄夫さん(73歳)も、かわいい孫のなおみさんが優勝を決めた時、「とにかくうれしい。まさか本当に優勝するとは思わなかった」と万歳しながら、家族で喜び合ったのです。

 祖父が北海道に住んでいることもあり、なおみさんは、今回の「北海道胆振東部地震」の被災者たちに対して、自身のツイッターで「この度の台風、地震災害に対し心よりお見舞い申し上げます」とつぶやいています。

 テニスラケットを持った時の彼女の闘志と力強さ、そして普段の姿に戻った時の物静かでシャイな姿には大きな開きを感じますが、基本的に謙虚な人柄である(日本の遺伝子か)ことは間違いないと思います。

 優勝を決めた後に語った「トンカツ、カツ丼、カツカレー、抹茶アイスを食べたい」という言葉の中に、日本食に完全にはまっている大坂なおみさんの姿を見て取りました(食も日本の遺伝子が強い)。

 とにかく、「おめでとう」をもう一度言わせてください。
 大坂なおみさん、全米オープン、優勝おめでとうございます!

 そして感動をありがとう!

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