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アングル~情報戦に勝て。128
「世論」ではなく、救国救世のための「輿論」の形成を

 判断の誤りは混乱を招く。混乱が続けば、混とん状態に陥る。トップの判断ミスは国家の行く末をも揺るがす。

 今ほど、「輿論(よろん)」が求められる時代はない。「世論」ではなく「輿論」である。

 社会学者の佐藤卓己は、「輿論は理性的・公開的関心なもの、世論は情緒的・私的なものだ」と言い、保守思想家の西部邁は、「輿論を歴史に裏打ちされたもの、世論を一時の流行に過ぎないもの」とした。

 今回紹介するのは、世界日報(2024122日~24日掲載)の「日本揺るがす首相の判断の誤り」の見出し記事(上)(中)(下)。元武蔵野女子大学(現武蔵野大学)教授の杉原誠四郎氏の論説である。

 今の日本社会には、まともな輿論をつくりだすことのできる言論が必要だ。またそのような言論を形成することのできる論客の存在が不可欠である。

 まともな輿論を形成するために、杉原誠四郎氏の秀逸な論説をぜひお読みいただきたい。

 「アングル」のおすすめ記事はこちらから。

★日本揺るがす首相の判断の誤り(上)
公正でない安倍派閣僚更迭

★日本揺るがす首相の判断の誤り(中)
派閥解消は政治刷新に資するか

★日本揺るがす首相の判断の誤り(下)
旧統一教会絶縁とLGBT法

(則)