私の心の中にいる神様 202
一緒に学ばせてもらっている

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

一緒に学ばせてもらっている

(男性 30代)

 教会で青年部のスタッフをしています。

 ある兄弟の話です。
 彼のゲスト(伝道対象者)は統一原理を自分なりに解釈して実践して、その感想をどんどん言ってくるといいます。
 彼としては、突っ込みたい思い、教育しないといけないという思い、すぐ正したい思いが湧いてくるそうです。

 それでも、「これは、自分の信じる正しさで、相手を否定しようとしているんだ」と自覚して、最後までゲストの話を聞こうと決めたそうです。
 そうして聞き終えた時、心の奥底から晴れやかな気持ちが湧いてきたというのです。

 その後は相手の心が開いた感じで、率直なやりとりをすることができ、会話がとても導かれたとのことでした。

 「知っている人が知らない人に教育する」というスタンスではなく、「この人も神の子女なんだ。本心、良心を持っているんだ。あまり変わらないんだ。一緒に学ばせてもらっているんだ」という姿勢を取れた時に、心がつながるということを感じます。

 「正しいことを言わなくちゃいけない!」という気持ちが強過ぎて、結果的に相手が心を閉ざしてしまったという経験は誰しもあると思います。
 私もこの報告に学んで、ささやかな積み重ねを継続していきたいと思います。

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 次回は、「本当の私を探して」をお届けします。


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