コラム・週刊Blessed Life 290
大谷選手、満票MVPおめでとう!

新海 一朗

 11月16日(日本時間17日)、エンゼルスの大谷翔平選手(29)が、全米野球記者協会が選出するア・リーグの最優秀選手(MVP)に選ばれました。

 2年ぶり2度目の受賞。2021年に続いて満票(30票)受賞であり、2度目の満票は史上初の快挙となりました。

 まさに「特別なこと」、歴史的偉業の達成です。日本国民はもちろん、全米の人々が心から「おめでとう」と祝賀しています。

 MLBネットワークの生中継には犬と共にリモート出演し、思わぬ「相棒」と喜びを分かち合いました。
 この相棒は、受賞発表があった時、大谷選手がハイタッチを求めると、しっかりと大谷に目線を送りながら、前足でタッチを交わしました。

 実は、犬と共に人生を歩んできた大谷選手なのです。
 岩手県の実家で飼っていたゴールデンレトリバーの愛犬「エース」が、難航した日本ハムとの契約交渉の雰囲気を和ませ、入団の縁を結んだ逸話はあまりにも有名です。

 メジャー挑戦を表明した20171111日は、同年7月に亡くなった愛犬「エース」の誕生日で、「犬にも感謝している」と語りました。
 大谷選手は、1994年の戌(いぬ)年生まれですから、犬との縁が深いのでしょう。

 メジャー6年目の今季、44本塁打で日本人初の本塁打王を獲得し、打率34厘、95打点をマークしました。
 投手としても105敗、防御率3.14の成績を収め、2年連続で「2桁勝利、2桁本塁打」を達成し、史上初となる快挙を遂げました。

 日本ハムの球団プロフェッサーを務める栗山英樹氏は、「本場アメリカのメジャーリーグに精通したかたがたから2度目の満票での受賞というのは、全ての人たちから認められた証しだと思います。その偉業を成し遂げたことは素晴らしく、とてもうれしいです。われわれファイターズは、翔平がいつかは世界一の選手になると信じて送り出しましたが、本人が一瞬たりとも気を緩めることなく攻め続けてきたからこそ、現在地があるのだと思います。これから先も進化を遂げていくと確信していますし、これまで以上の光景を見せてくれると信じています」とコメントを寄せ、大谷選手のますますの活躍に期待を寄せる祝辞を送りました。

 改めて、大谷翔平選手の履歴を見てみましょう。

 1994年75日、岩手県水沢市(現・奥州市)出身。社会人野球の選手だった父の影響もあり、小学3年生から野球チームに入り、全国大会にも出場。中学時代にも全国大会出場を果たしました。

 高校は名門・花巻東に入学し、先輩である菊池雄星に憧れていました。
 3年夏に、当時アマチュア投手としては初めて160キロをマーク。甲子園には春、夏1回ずつ出場しました。

 高校卒業後は、即メジャー入りも検討しましたが、ドラフトで日本ハムから1位指名を受けて、2012年のオフに入団。
 2013年度から5年間、投打二刀流で活躍すると、ポスティングシステムを利用してエンゼルスに入団しました。

 メジャー挑戦後はけがが続きましたが2021年シーズンに大ブレイク。投手として9勝、打者として46本塁打を放ち、ア・リーグMVPに輝きました。

 2022年シーズンは34本塁打、15勝と活躍。ベーブ・ルース以来104年ぶりの「2桁勝利・2桁本塁打」の他、史上初の「規定打席・規定投球回」も達成しました。

 2023年シーズン開幕前に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも二刀流の活躍で侍ジャパンは3大会ぶり3度目の優勝、大会MVPにも選ばれました。

 すご~い選手です!