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アングル~情報戦に勝て。108
岸田首相、世界の声を聞いてくださいませんか?

 欧州連合(EU)で初代信教の自由特使を務めたヤン・フィゲル元スロバキア副首相は、家庭連合の解散命令請求に反対を表明する書簡(1012日付)を岸田文雄首相と上川陽子外相宛てに送り、「全ての日本人の信教の自由を侵害する危険な前例となる」と指摘した。

 今回紹介するのは、1023日付の世界日報(本紙)3面に掲載された「宗教と政治」欄の「岸田首相に反対を訴え旧統一教会解散請求で元EU信教自由特使『左翼メディアが憎悪を煽る』」の見出し記事。

 宗教に関わる問題は、国家を超えている。なぜなら、宗教を信仰し、宗教上の行為を行う自由は、長い歴史を懸けて人類全体が勝ち取ったものだからである。
 宗教の問題は国家を超えた世界的、人類史的なイシューなのだ。

 岸田首相は「特技は『人の話をよく聞く』ということだ」と就任時に語っている。
 岸田首相には今こそ、その特技を生かしていただきたい。
 世界の声を聞き、人類が命懸けで勝ち取った歴史的な遺産から響き渡る魂の叫びをぜひ聞き届けてほしい。

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(則)

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