アングル~情報戦に勝て。99
「世界の中の日本」であることを忘れてはならない

 「旧統一教会問題」に限ったことではないが、日本社会で起きていることに対する海外の論評を知ることは大事なことだ。
 なぜなら、日本もまた「世界の中の日本」として存在しているからだ。
 まして世界に民主主義国家としての模範を示そうというのならなおさらである。

 今回紹介するのは、109日付の世界日報1面「宗教と政治」欄に掲載された「政治的動機で解散請求か 旧統一教会問題 カトリック系通信社に論評 政府の公正性に疑念広がる」の見出し記事。

 イタリア人フリージャーナリストのクリスチャン・マルティーニ・グリマルディ氏は、アジア・カトリック連合(UCA)ニュースに掲載された論評記事の中で、家庭連合(旧統一教会)に対する政府の対応に疑問を投げかけている。

 「旧統一教会を解散させようとする政府の熱意は、潜在的な不正行為を正すために慎重に検討された決定を反映するものなのか、それとも責任を転嫁し、都合よくスケープゴートを特定するための政治的戦術にすぎないのか、われわれは自問せざるを得ない」

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