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私の心の中にいる神様 191
そのままでいいんだよ

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

そのままでいいんだよ

(女性・祝福二世 10代)

 最近、伝道活動の結果に主管されることが多くなっていました。
 「全体の条件になるなら」という動機で出発したものの、目立った実りがない期間が続くと、「どうして私はこうなんだろう」「そろそろ、教会のみんなも愛想を尽かすのでは…」などという心配や不安が湧いてきました。

 そこで、自己牧会プログラムで教えられたように、「この思いは私の中の何が原因ですか」と良心に尋ねてみました。
 すると、中高生時代のことが思い出されたのです。

 私は中高生時代、ものすごく教会に反発していました。
 「お父さんとお母さんは、どうして教会なんかに入ってしまったんだろう」
 そういう思いで父母にぶつかって、傷つけてしまったことが何度もあります。

 でも、大学に進んでから、自らのアイデンティティーを探し求める中で、「それでも祝福二世として歩みたい」と思うようになりました。
 そのことを父母に話したら、父母はとても喜んでくました。

 ところが、この父母の喜ぶ姿がとてもうれしかったためか、今度は逆に、父母を喜ばせない自分は存在価値がないのではないかと思い始めたのです。
 その気持ちが、「伝道の実績がない私を、天は喜べない」という気持ちにつながっていたのだと思います。

 このことに気付かされた私は、真の父母様のお写真に向かって全てを率直に話しました。
 そして、「それでも大丈夫ですか? 本当に大丈夫ですか?」とずーっと尋ねていきました。
 すると、「そのままで大丈夫だよ。元気に伝道を歩んでいていいんだよ」という答えが返ってきたのです。
 同時に、「わが子を伝道できなくて一番つらかったのは神様なんだ。ずーっと神様はつらい気持ちでおられたんだ」と感じました。

 自分が諦めないで伝道し続けることが、神様と真の父母様の慰労につながるんだと分かって、神様のために純粋に歩みたいと思える、本当の私が戻ってきました。

 天の前に「頑張らなければならない」「喜ばせなければならない」という思いになってくると、心にブレーキがかかるということがよく分かりました。
 真の父母様は私を一切責めていないということを忘れず、その深い愛に応えて歩みたいです。

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 次回は、「ひきこもりの息子が前向きに」をお届けします。


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