★ワンポイント・アドバイス★

 こんにちは。

 やっと朝晩涼しさを感じるようになってきましたが、台風の発生も気になるところです。
 台風や集中豪雨などが近くなると頭痛やめまいなど体調を崩すかたもいらっしゃるかと思います。

 そんな症状を最近では“気象病”と呼ぶようになりました。
 気象病とはどのような理由で起こるのでしょうか。

 耳の鼓膜の奥に、気圧の変化を感じる「内耳(ないじ)」という器官があり、内耳から伝わった情報を基に、脳が周囲の環境に体を順応させようとします。しかし、内耳のセンサーが敏感に反応し過ぎると、わずかな気圧の変化で脳に過剰な情報が伝わってしまいます。

 その結果、自律神経が乱れ、めまい、吐き気、肩こり、イライラ、情緒不安定などのように突然発生する症状(不定愁訴〈ふていしゅうそ〉=原因ははっきり分からないが、なんとなく体調が悪いといった状態)などが起こると考えられています。

 つらい症状を和らげるおすすめのセルフケアは、

①耳たぶの少し上を水平に引っぱり、510秒したら離す

②耳たぶの後ろ側の骨のくぼみ(顎〈がく〉関節)を斜め上にぐっと押し、約30秒したら離す

 また、不快な症状の現れるサイクルをメモやアプリなどで記録しておいて気候の変化との関連を観察したり、自律神経を整える運動や睡眠などの生活習慣を見直したりしながら、上手にこの季節を乗り切りましょう。

(ひとやすみ)

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 次回もお楽しみに!



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 4コマ漫画「家族のぬくもり」の登場人物をご紹介します!

■おじいちゃん(75歳)
愛妻家。孫、孫娘をこよなく愛している。
父性が強く、一生懸命だけど不器用。
昔話をよく話す。
「更年期障害? ボケてたまるか!」が口癖。ボケ防止に躍起になっている、おちゃめなおじいちゃん。

■おばあちゃん(73歳)
気配り上手だが、はっきり物を言うタイプ。
突っ込みどころ満載の、ほほ笑ましいおばあちゃん。

◆お父さん(41歳)
営業サラリーマン
健康オタク
地味だけど、真面目で優しいパパ。

◆お母さん(39歳)
専業主婦
家計のやりくりをしている。
セールなどに敏感。
少しおっちょこちょいで天然。
いつも家族の食生活や健康に気を配っている。

★長女(17歳)
高校生
頭の回転が早く、少々怒りっぽい。
突っ込み役。他人に厳しいが、やさしい面もある。

★長男(14歳)
中学生
おじいちゃん子
おじいちゃん、おばあちゃんの昔話の聞き役。
しっかり者
性格は優しい。
ややゲーム中毒(ゲーム好き)