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うまくいく夫婦仲の法則 26

 アプリで読む光言社書籍シリーズとして「うまくいく夫婦仲の法則」を毎週木曜日配信(予定)でお届けします。
 目指すは「夫婦仲良し、円満一家、どんな嵐もどんとこい」! 輝く夫婦、幸せな家庭を築くための秘訣(ひけつ)をご紹介します。

松本 雄司・著

(光言社・刊『二人で学ぶ うまくいく夫婦仲の法則』〈200251日初版発行〉より)

第四章 どのようにして夫婦愛を育てるか

3 二人が仲の良い夫婦になるには

※「A愛妻度」は第20回、「B愛夫度」は第21回を参照

⑤愛情を言葉で表現しよう(A-③、④、⑪、⑱、B-⑪、⑯)

 A-⑱のように、月に何度かは「愛しているよ」と表現しましょう。

 アメリカなら、ごく普通の家庭でも毎日「アイ・ラブ・ユー」と言います。

 まず、朝出かけるとき、「バーイ、アイ・ラブ・ユー」。

 次に、昼休みに会社から電話をかけて、「今晩一緒に夕食する約束だったけど、どうしても用事ができて、その時間には帰れなくなったんだ。本当にごめん。アイ・ラブ・ユー!」と言います。こういう場合日本では、朝には家で夕食をすると言ったけれど、仕事が忙しくなったら、いちいち電話なんかかけない人も結構います。ところがアメリカでそういうことをしたら大変です。きょう一緒に夕食をすると言った。なのにそれを破っただけではなく、断りの電話もなかった……。アメリカでは約束違反には厳しいです。奥さんはなかなか許してくれません。

 さて、夜になったら、もちろん夫婦で愛し合うときは、何度も「アイ・ラブ・ユー」です。そういう表現はあったほうがいいです。

 地方での講演の後のことですが、ある奥さんがこういうことを言っていました。

 「実はうちの亭主は典型的な不器用で、愛情表現をするのが本当に下手なんです。だから自分としても物足りない、すっきりしないのです。夫が自分をどう思っているのかよく分からない」

 それであるとき、とうとう思い切って夫に言ったというのです。

 「ねえあなた、たまには『アイ・ラブ・ユー』の一言くらい言えないの?」

 と半分冗談交じりに言ったというのです。すると、夫は振り向いて真面目な顔をして言いました。

 「おととし言ってやったじゃないか」

 「………」

 それで奥さんは、もうがっくりと来てしまったというのです。

 その夫は「おととし」何か言ったらしいのです。しかし、奥さんは全然覚えてもいないのです。ここに男性と女性の心理の違いがあるのです。特に日本の男性は愛情表現が苦手ですから、ちょっと表現しても「相当してあげた」と思っていますが、女性の方は「よく分からない」ぐらいの場合が多いのです。

 仮に、「おととし」何かしてもらったとしても、女性の心境からすると、「去年もしてほしかった」「今年もしてほしい」「今月もしてほしい」「今週もしてほしい」「きょうもしてほしい」「今夜もしてほしい」のです。女性はそういう心理なのです。愛情表現してくれたら、そのつど愛情を感じて嬉しく、幸せを感じるのです。この感覚の違いがあります。ぜひ愛情は言葉ではっきり表現しましょう。

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 次回は、「愛情を文章で伝えよう」をお届けします。


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