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私の心の中にいる神様 182
無色透明の私を目指して

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

無色透明の私を目指して

(男性 20代)

 IT関係の仕事をしています。
 日々、「嫌な気持ちに気付く」という基本に戻って、自己牧会プログラムのワークに取り組んでいます。
 取り組んでみて思ったのは、私は「こうでなければならない」という思いがとても強かったということです。

 今の仕事は好きですが、「一生懸命やらないといけない」「完璧でなければならない」と力が入ってしまうので、一日を終えると疲れ切っていることが多いのです。
 そのことに気付いて、「思いどおりでなくても大丈夫」と唱えていくと、心の余裕が生まれてきました。

 すると、不思議なことに、人の良い面が見えてきたのです。
 また、それまで無頓着だった季節の変化も感じられるようになりました。
 生活の中に鮮やかな色彩が戻り、何げない食事にも味わいを覚えるようになってきました。

 「光を投げ放つ」ワーク(光、すなわち神様の愛を、感動や感謝とともに人や万物に送る)にも挑戦しています。
 これを続けていると、ごちゃごちゃ考えることが減りました。

 これまでは、あることについて一度考えて答えが出ないと、同じ考えをぐるぐる繰り返して、気が付けば時間がたっていました。
 でも今では、必要以上に考えなくていいんだ、もっと楽しんで喜んでいいし、いろんな人を喜ばせていけばいいんだと分かったのです。

 ある時、上司と仕事の方針で対立する場面がありました。
 心がモヤモヤしましたが、光を送っていくと、上司の言った内容というよりは、表現の仕方や雰囲気、タイミングに引っかかったんだ、忙しい時にぱっと上から言われた感じがしたのが嫌だったんだと理解できました。

 重圧のかかる場面だと、自分もそのようにしてしまったことがあったなと思い、重圧に苦しむ上司の心、傷ついた私の心、過去に私が傷つけた人の心、全てに光を送っていくと、気持ちが晴れていきました。
 そして、何ごともなかったように上司と接することができました。

 あるがままの世界が見える、無色透明の私を目指していきたいと思います。

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 次回は、「心のリズム」をお届けします。


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