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★ワンポイント・アドバイス★

 こんにちは。

 今回は、鼻血の止め方についてです。
 昔からよく聞く、首の後をトントンたたいたり鼻にティッシュを詰めたりするなどは、実は決して鼻血が止まるとは限らないそうです。

 では、なぜこの「首トントン」がこれほど広まったかといえば、専門家によると鼻血を出した子供にお母さんたちが背中をさするぐらいの気持ちで安心感を与えるためだったとか。また、“おまじない”などの意味も込めて、自然に広がったと考えられています。

 止血方法の誤解はまだまだあります。

 ティッシュを大量に詰め過ぎると、血液と一緒に固まってしまい、抜き取る時に鼻の粘膜を傷つけ出血しやすくなります。
 また、あおむけで寝るのも良くありません。鼻血が喉や口に入りこみ、喉に入ると誤嚥(ごえん)しやすくなります。

 では、正しい対処方法は?ということですが、鼻血は多くの場合、鼻の入り口から1.5センチ奥の部分(キーゼルバッハ部)から出てきます。

 まずは、視線を下にしてうつむき、ティッシュを1.5センチ鼻の中に入れ、鼻翼(こばな)と呼ばれる柔らかい部分を約15分程度しっかりと押します。

 これを「圧迫止血法」と呼び、ティッシュがない場合でも、手で押さえるだけでも良く、ほとんどの場合は止血できます。

 もし鼻血が出たら、慌てずに正しい対処法で処置していきましょう。

(ひとやすみ)

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 次回もお楽しみに!



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 4コマ漫画「家族のぬくもり」の登場人物をご紹介します!

■おじいちゃん(75歳)
愛妻家。孫、孫娘をこよなく愛している。
父性が強く、一生懸命だけど不器用。
昔話をよく話す。
「更年期障害? ボケてたまるか!」が口癖。ボケ防止に躍起になっている、おちゃめなおじいちゃん。

■おばあちゃん(73歳)
気配り上手だが、はっきり物を言うタイプ。
突っ込みどころ満載の、ほほ笑ましいおばあちゃん。

◆お父さん(41歳)
営業サラリーマン
健康オタク
地味だけど、真面目で優しいパパ。

◆お母さん(39歳)
専業主婦
家計のやりくりをしている。
セールなどに敏感。
少しおっちょこちょいで天然。
いつも家族の食生活や健康に気を配っている。

★長女(17歳)
高校生
頭の回転が早く、少々怒りっぽい。
突っ込み役。他人に厳しいが、やさしい面もある。

★長男(14歳)
中学生
おじいちゃん子
おじいちゃん、おばあちゃんの昔話の聞き役。
しっかり者
性格は優しい。
ややゲーム中毒(ゲーム好き)