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中和新聞セレクト Vol.7
家庭力アップ講座 18

 毎週2回(火、金)、さまざまなコンテンツを配信している『中和新聞』。Blessed Life編集部が同記事のアーカイブスからおすすめのコンテンツをセレクトして皆さまに紹介します!
 第7弾は「家庭力アップ講座」(多田聰夫氏)のシリーズを毎週水曜日(予定)にお届けします。
 同コンテンツは『中和新聞』20137月~20163月に全19回で配信されたシリーズです。

18回 価値観を伝える(1)

(中和新聞 2015年12月8日 通巻818号より)

[第5章]価値観を伝える

〈1〉家族の目的をもつ

家族で目的を共有することで絆が深まる
 以前にも触れたことですが、「人生」や「家庭」は「飛行機での旅」に例えることができます。

 飛行機は明確な目的地があり、そこに向かっているので、風雨や乱気流などに遭遇しても、飛行航路を軌道修正しながら飛ぶことができます。飛行機に乗り、上空に行ってから多数決で目的地を決めるのではありません。目的地に向かう飛行機を選んで乗るのです。

 それと同じように、私たちの家庭も、目指す目的地をはっきりさせることで、さまざまな試練や壁を乗り越えていけるようになるのです。家族で共通目的をもつことは大切です。

 自分たちはどのような家庭を目指すのか家族で話し合ってみましょう。

 「どんな家族になりたいか」「どんな家に友達を連れてきたいと思うか」「家族のどんなところを恥ずかしく思うのか」「両親を身近に感じるのはどんなときか」―。

 このようなテーマで話し合ってみると、親が思ってもいなかったことを、子供が言うこともあるでしょう。それでも、しっかりと受け止めて授受作用を深めてください。家族の絆を心の深いところで結ぶことができ、強い心情に包まれた家族となれるでしょう。

 そして、話し合って決めた目標を書き留めて、家庭の中のよく目立つ所に貼って、いつでもお互いに確認できるようにしておくとよいでしょう。家族全員が目的を共有することで、家族間で話し合うことができるようになります。

 それができるようになれば、さまざまな授受作用ができるようになり、お互いの絆も深まっていくことでしょう。

 私たちが目指しているのは、真の愛があふれている家庭、美しい心情文化の家庭です。その文化は、人の心が育ち、お互いに思いやることができるものです。

家族の交流
 「朝晩は必ず家族で一緒に食事をしたい。家族団欒の場をもち、楽しみたい」。誰もがこのように願っていることでしょう。

 そのためには、これまで述べてきたように、常に家族の中で「信頼口座への預け入れ」や、子供との「一対一の時間」、「家族団欒の場」などを積み重ねる必要があります。忙しい生活の中で、簡単ではないかもしれませんが、それらのことを家族で積み重ねながら、絆を深めていきたいものです。

 次に家族の交流の機会を挙げてみます。

①家族との食事の時間を大切に
 家族全員で食事をしましょう。食事の準備や後片付けなども一緒にするようにします。週に一度でも実行するようにします。家族で一緒に食事をすることは、大変重要です。一家団欒の場なので、楽しい話をするように心掛けたいものです。

 時々、友人や親戚などゲストを招いて食事をするようにしたらよいでしょう。ゲストが加わることで、新しい話題に目を向けることができるようになります。家族や友人、親族を迎え、ゲストに楽しんでもらえるような家庭づくりは、家族が一緒に食事をすることから始まるのではないでしょうか。

②家族で楽しむ
 家族が一つになっていくためには、何かを楽しむこと、リラックスすることが大切です。1年に1回か2回、その時間が家族にとって良い思い出になるように、家族のイベントを計画してはどうでしょうか。

 ハイキングや野外炊飯、ジョギングなどを家族で一緒に体験してみましょう。同じ体験を通して、自然に親子の心が近づくようになります。

 親子で一緒に遊んだり、映画に行ったりするのもよいでしょう。帰りに映画の感想を述べ合ったりすることもできます。感想を話し合うことで、家族の考え方を理解することができます。親子で交換日記などをするのもよいでしょう。

③ユーモア
 家庭の中にユーモアがありますか。ユーモアは家族の絆を結ぶのに、とても有効です。大抵の家庭では、父親が、いわゆる「親父ギャグ」を連発しているのではないでしょうか。家族からは「全然、おもしろくないよ」と不評を買いますが、それでもよいのです。笑えない親父ギャグであっても、家庭が和やかになります。

④誕生日を祝う
 誕生日は、家族の愛情を表す素晴らしい日です。誕生日を迎えた家族にとっては、その一員であることを自覚できる大切な日です。誕生日当日だけでなく、その一週間前後も祝ってあげたいものです。

 「あと3日で誕生日だね。楽しみだね」「あと2日で20歳だね。ひょっとしたら、お父さんのほうがわくわくしているかもしれないね」「20歳になって2日たったね。どんな気持ちだい?」など、喜びの気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。

⑤家族で一緒に学ぶ
 家族が一緒に学ぶことは、とても有意義なことです。一緒に歌を練習してみたり、お互いの趣味や関心事を分かち合ったりしてみるのも良いと思います。

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 次回は、「価値観を伝える(2)」をお届けします。

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