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新・熱き祈祷のすすめ 7

 アプリで読む光言社書籍シリーズとして「新・熱き祈祷のすすめ」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
 祈りの必要性や祈りの種類、実践方法をまとめた祈祷の手引書です。

松本 雄司・著

(光言社・刊『新・熱き祈祷のすすめ』より)

第二章 祈りの基本原則

1 父母なる神に対して祈る

 お祈りをする場合、特別に難しい規則や原則があるわけではありません。
 最も基本的なことについて述べてみましょう。

 お祈りをする時、私たちはまず初めに、「愛なる天の父母様」と祈ります。つまり呼び掛けから始まるのです。
 私たちが行う祈りは、独り言でも、自問自答でもありません。また瞑想(めいそう)でもなければ思索でもありません。
 はっきりした主体がいらっしゃるのです。祈りの相手がはっきりしているということです。
 これが祈りにおける重要な問題です。

 漠然とした何かに対してではなく、はっきりと天の父母様を見つめていかなければなりません。
 今から捧げる自分の言葉、自分の心情は、誰に対して捧げるのかということを明確にして祈らなければいけないのです。
 そのために、祈り始める時に、「愛なる天の父母様」と呼び掛け、語り掛けるのです。

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 次回は、「主のみ名によって祈る」をお届けします。


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