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Web説教 18
「差別と偏見に勝るもの」― 隣人とは誰のことか

 YouTubeチャンネル「家庭連合WEB教会 礼拝説教」で配信中のWeb説教を、動画公開順にご紹介します。

 ルカによる福音書10章2537節に、律法学者がイエスに「隣り人とはだれのことですか」と尋ねる場面があります。そこでイエスは、善きサマリヤ人の例えをもって律法学者を諭しました。

 イエスは、自分自身が偏見や差別を持って見られたとしても、決して人を差別したり偏見の目で見たりすることはありませんでした。

 人間は、民族の違い、国の違いで偏見や差別の心を持つことで、闘争を繰り返してきました。

 それは自己中心的に堕落した血統故であり、イエスは、人間のそのような心を解決しなければ決して世界の分裂や闘争をなくすことはできないと考えられました。

 そのことを、当時ユダヤ民族から嫌われていたサマリヤ人の行いの例えを通して、本当の人間の姿を示そうとされたのです。