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共産主義問題が分かる 7

 「共産主義」とは一体何なのか? 国際勝共連合のサイトから、共産主義問題や勝共理論が分かるコンテンツをご紹介します! 各回、3分ほどでお読みいただけます。(一部、編集部が加筆・修正)

第一章 共産主義とは何か?

日本の「リベラル」は共産主義者である-リベラルとは

「リベラル」とは左翼と呼ばれたくない人たちの自称

 201710月に行われた第48回 衆議院議員総選挙の選挙特番で、司会者の池上彰氏が、「【リベラル】とは、左翼と呼ばれたくない人たちの自称」だと紹介したことが話題を呼びました。

 近年、よく耳にするようになった「リベラル」という言葉ですが、ここでは日本の「リベラル」の正体”について確認してみたいと思います。

 その前に、そもそも「リベラル」(liberal)とは「自由主義者」などと訳されますが、冒頭での池上氏の指摘のように、日本では「左翼」や「革新派」といった意味合いで使われているのが実情です。

 「日本を代表する法哲学者で、リベラリズム論の第一人者」と呼ばれる井上達夫氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授)も、「マルキシズムをはじめとする社会主義思想が崩壊してしまったので、メディアが反保守勢力の新名称として『リベラル』という言葉を使うようになった。すると、それまでリベラリズムを馬鹿にしていた左の人たちも『リベラル』を名乗り始めたんです」(『ザ・議論!』小林よしのり氏との共著より)と語っています。

 ハッキリ言えば、日本の大方の「リベラル」とは、「マルクス主義者」「共産主義者」なのです。まさに「左翼と呼ばれたくない」と、「リベラル」を自称しているに過ぎません。

日本の「リベラル」(=共産主義者)の特徴

 それでは改めて「リベラル」(=共産主義者)の特徴をざっと列挙してみます。

□ 国家(日本)を否定する
□ 日本の防衛力強化に反対する
□ 一部の外国には寛容で、日本には常に不寛容である
□ 中国の脅威をまったく無視する
□ 共産主義の実態から目を背けている
□ 現実を無視して、観念や理念に固執する
□ 独善的である
□ 自分たちの考えや生活様式を押し付けてくる 等々

 著書『日本人にリベラリズムは必要ない。』で「リベラル」の本質を鋭く指摘した田中英道氏(東北大学名誉教授)は、「実は、現代の日本はいまだに、隠れマルクス主義者であるリベラルにとっての、二段階革命の第一段階目にあるのです。革命を阻止する軍隊の存在を否定した憲法九条は、まさにリベラルにとっては本拠地であり、牙城です。これが日本にいまだにリベラルが生き残り、『憲法改正』、とりわけ『九条改正』に対して断固反対し続ける理由なのです」と、「リベラル」と共産主義革命、憲法9条との関係を解説しています。

 日本の「リベラル」(=「共産主義者」)とは、自覚的であれ無自覚であれ、結果的に日本国を解体・溶解させてしまう勢力なのです。

 以上、くれぐれも「リベラル」という現代的な言葉に惑わされることなく、「共産主義(者)」の本質をさらにご理解いただければと思います。


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