アングル~情報戦に勝て。62
情報戦は思想戦である

 「政教分離」が正しい理解に基づいて使われているかどうかは別として、歴史的に見ても、宗教と政治が常に密接な関係にあったことは事実だ。
 そして「信教の自由」も「政治活動の自由」も、現代においては重要な基本的人権として理解されている。人類が歴史を懸けて勝ち取った権利である。

 今回紹介するのは、世界日報131日付「メディアウォッチ」欄の「朝日が問題視する『半世紀に及ぶ蜜月』は霊感商法でも献金でもない」の見出し記事。

 人は時に、その動機を隠して行動しようとする。正体を見破られないためである。言い換えれば、動機があらわになる時、その正体が暴かれるのである。

 情報戦もまた、思想戦であると考えれば、情報の意図するもの、その情報の行方を見抜かなければならない。
 われわれは情報戦と思想戦の両方に勝たねばならないのだ。

 「アングル」のおすすめ記事はコチラから。

(則)