ファミリーサポートコーチング講座

 「ファミリーサポート(FS)コーチング講座」は、文字どおり、より良い家族関係や人間関係を実現するために読者の皆さまをサポートするコーチング講座です。
 毎週月曜日配信予定です。皆さまの家庭生活、信仰生活、社会生活にぜひお役立てください。

101回「自同的(自己同一的)四位基台」と「発展的四位基台」について

ナビゲーター:西森 響
監修:阿部 美樹(伝道教育局)

 今回は、統一思想の「自同的四位基台」と「発展的四位基台」をFSコーチングの立場から考えます。

【自同的四位基台と発展的四位基台】
 統一原理では、授受作用において、「中心」「性相」「形状」「結果」が一定の位置を占めながら関係を結んでいることを「四位基台」といいます。
 その「中心」によって二つの結果が生じます。「心情が中心の場合は合性体」であり、「目的が中心の場合は新生体」です。
 前者が「自同的(自己同一的)四位基台」であり、後者は「発展的四位基台」です。

 両者の違いの一つは、自同的四位基台は不変的であるのに対して、発展的四位基台は発展的(可変的)であるという点です。
 神様は「永遠の神」であるように、人間も永遠の存在という「不変性」を持っています。また、神様は「創造の神」であるように人間も創造・繁殖するという「発展性」を持っています。

【合性体と新生体】
 例えば男女の結婚で、男性は結婚の前にも後にも同一の男性で、女性も結婚の前にも後にも同一の女性です。
 ただ違うのは、結婚後は男女が一体(合性体)になったという点です。これが「自同的四位基台」です。

 ところが、授受作用によって子供が生まれるという場合は、授受作用をする前の性相と形状と、授受作用をした後に産まれた子供(新生体)とは本質的に異なっています。これが「発展的四位基台」です。

 つまり、心情を中心とした授受作用の結果現れる合性体は本質的に同一(不変)であり、目的を中心とした授受作用の結果現れる新生体は二次的で発展的(変化)となります。

【FSコーチングとの関係で見ると
 天の父母様(神様)との変わることのない真の愛を中心とした親子の関係や、神様の息子・娘としての存在価値は未来永劫(えいごう)に変わることがありません。
 しかし、堕落人間はその不変性を不信したり、存在価値を見失ったりすることがあります。

 FSコーチングは、クライアントの陽陰の感情を整理することを通して、人間の創造本性を引き出し、本然の姿を再発見できるようにサポートすることができます。まさに、自同的四位基台をつくることです。

 また、FSコーチングはクライアントの目的に基づいた願いをイメージ化させることを通して、その実現を体感させることができます。未来に向かって意欲を持って進むように導きます。そして、実際に行動することで創造・繁殖することができます。これは発展的四位基台をつくることです。

 例えば、構想理想に基づいて手と道具を動かして絵を描いたり彫刻したりして作品ができます。
 作曲においても、初めは単純な主旋律で作られた曲がさまざまな編曲により、四部合唱に変化したり、アンサンブルとしてジャズに変容したり、オーケストラに編曲されたりする場合があります。

 しかしさまざまに変化して編曲されても、作者の本質は変わることなくそこに内在されていることでしょう。
 これを原理的に表現すれば、作品をつくろうとする「目的」を中心として「性相」と「形状」が授受作用をして「新生体」をつくるということになります。

 FSコーチングでは、クライアントの無限なる「発展性」を引き出すようにサポートします。さらに、変わることのない「永遠性」を確立できるようにサポートするという両面を大切にしています。

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 次回は、「FSコーチングの成果」をお伝えします

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