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アングル~情報戦に勝て。51
歴史を懸けた戦いに敗れてはならない

 今年も残り10日余り。読者の皆さんは2022年という年をどう振り返るだろうか。

 78日の安倍元首相に対するテロ事件以来、残念ながら日本社会は家庭連合(旧統一教会)への宗教迫害一色に染められてしまった感は拭えない。

 今回紹介するのは、世界日報1217日付「記者の視点」欄掲載の「旧統一教会叩きの半年~浅薄なリベラル思想露わに」の見出し記事。

 2022年という年は、「旧統一教会バッシング」のイメージと共に記憶されることになるだろう。
 しかし一方で、記事の執筆者が指摘するように、マスコミはいわずもがなだが、この半年の間で「政治家の宗教的感性と人権感覚の希薄さ」があらわになった事実も歴史に記録しなければならない。

 「人類歴史」という表現がある。
 私たちが暮らすこの社会、国家、世界もまた、人類の歴史の所産である。
 負の遺産もあるが、今日、私たちが手にしている「基本的人権」や「信教の自由」は先人たちの血と汗と涙によって勝ち取った賜物であり、決して失ってはならないものだ。

 「カルト」だの「マインドコントロール」などという曖昧模糊(もこ)とした屁理屈で煙に巻かれては堪(たま)らない。
 テロに屈してはならず、屁理屈にも屈してはならない。

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(則)