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43とも倶楽部誕生物語 11
2017年年末、ついに「43とも」誕生

櫻井 晴信

 今話題のユニークな読書会、「43とも倶楽部」。本シリーズでは、「43とも倶楽部」がどのようにしてつくられてきたのか、その誕生の物語をお届けします。

 デジタル化とコロナ禍の影響で、テレワークが進みました。その結果、交通費と時間をかけて集まらなくても会議ができるようになりました。
 これは素晴らしいことですが、万能ではありません。リアルで会って交流することは、肉体を持って生身で生きている限り必要です。

 神田昌典氏は「リードフォーアクション」という読書会を立ち上げ、本を介したコミュニケーションによって、新しいアイデアや行動力を引き出そうとしています。
 このような読書会を世界日報の読者に提案してみたらどうだろうかと思い立ったのは、2017年のことでした

 読者のかたが喫茶店や自宅で友人と一緒に行うイベントは、1時間を超えてはいけない。前もって感想文を書いてから行うのでは、負担が大き過ぎる。時事ニュースみたいな硬い文章は共感しにくく、感想文が書きづらい。などなど、いくつかのハードルを越えて、やっと形が出来上がってきたのは年末でした。

 その時点では、まだ肝心の名前が決まっていませんでした。「読んで友だちをつくる」という意味で「読み友」が良いのではないかという案が浮上してきたのですが、何か読売新聞がやっているようで変だという話になりました。

 そういえば、来年は世界日報が創刊43周年だから、「43とも」で「ヨミトモ」と読ませたらどうだろうかというアイデアが降ってきました。
 読書会を43分で完了するようにと、それぞれのパーツの時間を調整しました。また、「読もうサンデー(週刊誌『サンデー世界日報』のこと)」「4人で賛美」などの意味も込めることにしました。(続く)