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スマホで立ち読み Vol.19
『真のお母様、感謝します』19

(光言社・刊『真のお母様、感謝します』より)

 スマホで立ち読み第19弾、『真のお母様、感謝します』を毎週木曜日(予定)にお届けします。
 真のお母様(韓鶴子総裁)との出会いの証しを集めた貴重な一冊です。

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お父様のご気分に合わせ、語る声にまで注意を払われた
沈明玉(シム・ミョンオク/72双、2014年聖和)

 私は1963年から、真の父母様のご家庭で侍(はべ)る生活を始めました。

 真のお父様が幹部を連れて外出されると、真のお母様はガレージまで出てお見送りされました。家に戻られるその後ろ姿は、私には寂しく見えました。それでもお母様は、お父様が戻ってこられたときに不便がないように部屋を整理して、準備なさいました。

 お母様は、お父様のご気分が良くないときと平安であられるときの献立の区別はもちろん、語る声の音色や音程までも考えて、注意深く生活しておられました。

▲前本部教会(韓国・ソウル)

 お母様は、食口たちが真心を込めた献金は封筒までも大切に保管されました。封筒に文字が書いていないものや鉛筆書きで消せるものは再使用されました。そして残りの封筒は祈祷して燃やされました。

 当時は食べる物にも事欠くような貧しかった時代です。ある日、私は真の子女様にお出ししようと、久しぶりにお菓子と飴(あめ)を買ってきました。しかし、お母様は子女様にすぐにはお分けにならず、棚の上にしまっておかれたのです。私はおなかをすかせておられる子女様のことを思って、胸が張り裂けそうでした。

▲真のお母様と孝進様

 その夜、私が台所で一人の姉妹に韓国語を教えていたら、戸締まりのために見回りに来られたお母様が、「何をしているの?」とお聞きになりました。韓国語を勉強していることを知ったお母様は、棚にしまっていた、子女様のためのお菓子を出してきて、「居眠りしないように、一生懸命やりなさい」と激励してくださったのです。

【お父様がお母様について語られたみ言】
 お母様も3年の間は、皆さんが麦飯を食べる時、同じように麦飯を食べ、皆さんが外に出て活動する時、同じ条件の活動をしました。譽進や孝進は、お母様が麦飯を食べて産みました。つまり、お母様も皆さんと全く同じ心情で生活したというのです。
(『祝福家庭と理想天国Ⅰ』719ページ)

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 次回は、「『地上で勝利した、栄光のお父様にしてさしあげたい』」(キャサリン・リグニー)をお届けします。お楽しみに!


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