アングル~情報戦に勝て。28
世界日報を教材にメディアリテラシーを高める

 「メディアリテラシー」という言葉がある。いくつかの意味を持つが、ここでは「メディアの発信する情報を主体的に読み解く能力」としておきたい。

 連日のマスコミ報道、SNSやネットメディアで飛び交う無数の情報を主体的に読み解くことは至難の業である。
 しかしこのリテラシーを高めて生きていかなと、メディアに押しつぶされかねない。実際、押しつぶされた事例は少なくない。切り取りや印象操作によってミスリードされかねないのが、現代情報社会の現実である。

 「アングル」でもおなじみの世界日報の人気コーナー「メディアウォッチ」は、私たちのメディアリテラシーを短時間で高めてくれるコーナーだ。同コーナーは、偏向報道社会を生き抜く知恵と視点を与えてくれるメディアリテラシーの優れた教材でもある。

 今回紹介する記事は、世界日報「メディアウォッチ」2本。
 「『カルト』問題をきっかけに宗教の縮小と深化を問う『こころの時代』」(1024日付)と「旧統一教会批判 時流とみて、メディアは思考停止」(1025日付)である。

 「彼を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず」

 全てのメディアが敵というわけではないが、情報戦に勝つために、現代に生きる私たちはメディアリテラシーを必修科目とすべきであろう。

 「アングル」のおすすめ記事をすぐにお読みいただきたい。

【10月24日付 メディアウォッチ】
「カルト」問題をきっかけに宗教の縮小と深化を問う「こころの時代」

【10月25日付 メディアウォッチ】
旧統一教会批判 時流とみて、メディアは思考停止

(則)