(『祝福家庭』84号)
【第2祝福】「家庭完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第2祝福】
「夫婦円満」に関するみ言(3)

 息子、娘たちが、「父母がけんかするのを一生の間、見たことがない」と言わなければなりません。暮らしてみれば、ありとあらゆることがあります。そうかといって、それにかみついて、しつこく追及してけんかをし、後ろ指を指してはいけません。「いくら父親が残念に思っても、怒った顔で息子と向き合ってはいけない」というのが先生の哲学です。
 ですから、「私」の子女たちは、いつも平和で、いつも仲むつまじい父母だと思います。母の中で一番であり、父の中で一番だと思うのです。父母は第二の神様です。「神様を所有したいか、父と母を所有したいか」と聞いたとき、「父と母を所有したい」と言うことを神様も喜びます。それが貴いことです。


(天一国経典『天聖経』第5篇・第4章・第5節・22


 アダムは神様の息子であると同時に、体をまとった神様御自身でもあります。その次に、アダムの相対者としてエバをお造りになり、横的な愛、すなわち夫婦の愛の理想を完成しようとしました。
 エバは神様の娘であると同時に、神様の横的愛の理想を実体で完成する新婦でもあったのです。アダムとエバが完成して、神様の祝福のもとで結婚し、初愛を結ぶその場は、すなわち神様の実体の新婦を迎える場になるのです。
 アダムとエバの夫婦の愛の理想が横的に結実するその場に、神様の絶対愛の理想が縦的に臨在、同参することにより、神様の真の愛と人間の真の愛が一点から縦横の基点を中心として出発し、一点において結実、完成するようになるのです。
 神様の創造目的は、アダムとエバが真の愛の主体であられる神様の戒めを守り、真の愛の人として完成することです。さらに、神様の真の愛によって一つになった真の夫婦になることです。


(『平和経』557