アングル～情報戦に勝て。24
果たして法治主義の精神は貫かれるのか

アングル～情報戦に勝て。24
果たして法治主義の精神は貫かれるのか

　Blessed Lifeでは、毎週火曜日、「世界はどこに向かうのか」のタイトルで今日の内外情勢解説をお届けしているが、日本国家が「旧統一教会報道」に覆われる中、去来するのは「日本はどこに向かうのか」という問いかけである。

　今回紹介する記事は、世界日報の10月20日付の社説「旧統一教会調査／政治的思惑を排し公正に」である。

　見出しタイトルのとおり、旧統一教会調査は、同案件に限ったことではないが、政治的思惑によって誘導されるのではなく、法にのっとった公正な調査とならなければならない。

　「信教の自由」はもちろん、宗教・信仰に関する内容は人間存在の本質、根幹に関わるものである。議論は大いになされるべきだが、慎重の上にも慎重を期してなされるべきであろう。

　社説でも述べられているように、「霊感商法に関する消費者庁の有識者検討会」などにおいても、宗教者や学術専門家が加わり、歴史的かつ国際的な見地から広く論じられるべきである。

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（則）