シリーズ・「宗教」を読み解く 20
摂理的三宗教の一貫性

ナビゲーター:石丸 志信

 ユダヤ教、キリスト教、統一教会は六千年の復帰摂理歴史をけん引してきた選民の宗教伝統である。旧約時代がなければ新約時代がなかったように、新約時代がなければ成約時代は出てくることはなかった。

 そのように見れば、キリスト教はその母体となったユダヤ教を尊重せざるを得ない。実際、キリスト教の伝統が形成される過程においても、ユダヤ教の聖典である聖書をそのまま受け継いでいる。ただし、キリスト教は、これを「旧約聖書」と呼び、イエスはイスラエル民族が待望したメシヤであったとの信仰から、新たに「新約聖書」が加えられた。

▲ガリラヤ湖

 「新約聖書は旧約聖書に隠れており、旧約聖書は新約によって覆いを取られる」。
 古代の教父アウグスティヌスはこう言っている。「神のみ言」としての一貫性を保ちながら、イエスはメシヤであるとの信仰によって、その理解が広がったことを示している。

 統一教会の伝統は、キリスト教の聖書(旧約聖書、新約聖書)を「神のみ言」として受け止めている。文鮮明総裁により新たな視座でその内奥に秘められたメッセージが開示されることになった。