(『祝福家庭』83号)
【第2祝福】「家庭完成」

 いつでもどこでも、訓読生活!
 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第2祝福】
「安侍日」に関するみ言(3)

 安着という言葉は、すべてのものがぶつからず、永遠に平和で幸福だということです。太平聖代です。その世界がユートピアです。私自身の体と心が争っているとすれば、太平時代があるでしょうか。ありません。根本に入って、無条件に父母様の言葉が正しいと信じ、その場に立って、「私はそうである。天地が変わっても、太陽が落ちても、私は変わらない」と言わなければなりません。「天変地異が起きても、私は変わらない」と言わなければならないのです。
 星が落ち、太陽が落ちても、つかの間です。その上に立っていなさいというのです。安着してこそ、そこに太平時代が訪れます。その時代は、個人生活圏ではなく、歴史を超越したものです。すべての人が神様の代わりに安着太平圏時代を迎えてこそ、幸福な理想世界になります。ユートピア世界になるのです。それ以上はありません。


『真の父母経』第13篇・第1章・第5節・17


 「安侍日」が制定、宣布された今、神様は、七日に一度巡ってくる日曜日だけを聖日とするのではなく、失ったすべての七日間はもちろん、八日目を「安侍日」と定めて慶祝され、御自身の創造された霊界は言うまでもなく、地上界の万人と万象から、喜びと敬愛と栄光を受けられる天の真の父母様となられたのです。これからは霊界も総動員され、地上界を協助することのできる道が大きく開かれました。
 去る5月5日の第2回「安侍日」には、歴史的な「双合十勝日」を制定し、宣布することにより、天の摂理が、帰一数であり完成数である十数を迎える、すなわち摂理の完結を見る、十勝圏の世界を開門しました。
 後天時代の脈をつないでいく双合十勝圏の完成は、宣布し、記念式を行ったからといって決して自動的に成就されるものではありません。双合十勝圏は、真の心情圏の完成を意味します。神様と心情一体圏の立場まで入っていき、「お前は私の息子であり、私の娘である」という天の印(いん)を受ける立場にまで進んでいかなければならないという意味です。


『平和経』1130