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中和新聞セレクト Vol.5
天一国主人の生活

 毎週2回(火、金)、さまざまなコンテンツを配信している『中和新聞』。Blessed Life編集部が同記事のアーカイブスからおすすめのコンテンツをセレクトして皆さまに紹介します!
 第5弾は「天一国主人の生活」(佐野邦雄・家庭教育局長〈当時〉)のシリーズを毎週水曜日(予定)にお届けします。
 同コンテンツは『中和新聞』2011年9月~2016年6月に全10回で配信されたシリーズです。

1回 今こそ「氏族的メシヤ」に立ち上がろう

(中和新聞 2011年9月30日 通巻405号より)

 本シリーズでは、天一国の主人としてどのように歩み、生活すべきか、様々な角度から解説します。本原稿の詳細な内容が、2011925日発刊の『祝福家庭』62号に「氏族伝道の決意と勝利へのポイント」と題して掲載されています。全教会員、必読の内容です。

▲『祝福家庭』62号(2011年夏季号)

■成約時代における最大の福音
 復帰摂理歴史の成約時代において、再臨主によってもたらされた最大の福音は、言うまでもなく「祝福家庭」と「氏族的メシヤ」です。

 人間始祖の堕落によって神の創造目的は完全に失われ、サタンが主人となった人類罪悪歴史には、「祝福家庭」という言葉すら見ることができず、今日まで宗教を通じての復帰摂理は、「個人」を神側に復帰する闘いに終始してきました。「家庭」はサタン主管圏に取り残され、むしろ「家庭」は世俗的なものとして分別すべきであるとされてきました。

 イエス様が「預言者は、自分の郷里や自分の家以外では、どこででも敬われないことはない」(マタイの福音書1357節)と言われ、故郷のナザレをあとにして伝道を始められたのも、また、釈尊が愛する妻子を残し、カピラ城を出て、生老病死の苦しみにあえぐ人々に救いを説き、その後続者が仏門に入ることを「出家」と唱えてきたのも、これを裏付けるものです。

 そして、今でこそ在家信仰が許されていますが、今日まで主流宗教の道人たちのほとんどは、家族と離れ、この世と隔絶して、己の信仰の確立のために生涯を捧げてきました。

 時が満ちて、再臨主として遣わされた文鮮明先生は、イエス様の遺業を引き継がれ、「創造原理」を解明されることを通して、歴史上初めて、神の創造目的が「個性完成、家庭完成、天一国完成」の三大祝福の完成であり、中でもその中心軸が「家庭完成」にあることを明らかにしてくださったのです。

 そして、1960年の真の父母様の御聖婚式を通して、歴史上初めてサタンから「神の家庭」を取り戻された文鮮明先生は、その基台の上に今日まで、3家庭・33家庭(36家庭)、72家庭をはじめ、数々の「合同祝福式」を挙行され、世界中に「祝福家庭」を拡大してこられました。

 これはすなわち、これまでの宗教の目的を「個人の救いにある」としてきたサタンの呪縛を解き放ち、「家庭の完成」こそ宗教の真の目的であることを明らかにするとともに、その目的を成就されたことを意味するのです。

 一方、これらの祝福式を進めてこられる中で真の父母様は、1965年から「氏族的メシヤ」についてのみ言を明らかにされ、1978212日の御聖誕日には、全ての祝福家庭は「氏族的メシヤ」として氏族伝道をすべきであることを発表されました。それ以来一貫して、「氏族的メシヤ」は全ての祝福家庭の「宿命的課題」であることを強調し続けてこられたのです。

 そして、とりわけ199171日「七・一節」からは、全祝福家庭に「氏族的メシヤ活動申請書」の提出を指示され、還故郷を指導されることで、本格的に祝福家庭が故郷に戻り、氏族伝道を展開する体制が敷かれました。

 前述したように、家庭をサタンから取り戻し、信仰を家庭に定着させることを可能にしたことは、歴史的な偉業ですが、それのみならず、故郷にあって氏族を伝道し、それを通してこそ、初めて天国創建が実現することを宣布されたことは、過去のいかなる聖賢をしても想像すらできなかった、偉大な業績なのです。

■氏族的メシヤの勝利の上に天一国創建
 2013113日の天一国創建まで残り約1年半(中和新聞発行当時から見て)。今こそ私たちは、絶体絶命の深刻な覚悟をしなければなりません。「氏族的メシヤ」を勝利しなければ、他のいかなる方法手段を講じても天一国創建は成りません。のみならず、現在、私たちの置かれている立場自体が危うくなるということです。

 今日まで天地人真の父母様の勝利圏のゆえに、天の摂理は大いなる進展を見、神様直接主管の全体、全般、全権、全能の時代を迎えています。しかし、この度の東日本大震災に見るような試練をはじめ、世界各地の紛争、破壊の進む自然環境、増大する犯罪、家庭破壊などが、なぜ終息しないのでしょうか。それだけでなく、天の最大の誇りである「祝福家庭」までもが、崩れゆく周囲の環境に感化され、理想家庭の軌道を外れ、分派活動や家庭問題が発生するのはなぜでしょうか。

 それは、「統一原理」の教えが不完全だからでもなく、真の父母様が責任を果たせなかったからでもありません。私たちが氏族と国家に対する責任を果たしていないからです。すなわち今、父母様が叱責されるように、「氏族的メシヤ」の責任を果たしていないからなのです。終わりに、「氏族的メシヤ」は、単なる伝道の方法や手段というものではなく、失われたアダム家庭を完璧に神様のもとへと復帰するための最終摂理であり、全ての祝福家庭の責任、使命なのです。

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 次回は、「『家庭盟誓』を家庭に定着させましょう」をお届けします。

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