私の心の中にいる神様 126
「お便り&コメント」シリーズ⑲
夢や目標を手放すとは?

 真の父母様が、「第二の神様」であると言われた“良心”。自分の心の中にいる神様―良心―と対話(瞑想、祈り)することによって、本然の自分を取り戻していくことができます。
 今回は、「自己牧会プログラム」事務局に寄せられたお便りと、それに対する同事務局からのコメントをご紹介しましょう!

 私は、夢や目標を持つことの大切さを感じて歩んできました。ところが最近、自己牧会プログラムのセミナーで、「夢や目標を持つことが囚(とら)われになるから、手放さなければならない」という話を聞きました。
 正直、納得がいきません。どのように考えればいいのか教えてください。
(女性 50代)

 夢や目標を持つことは良いことであり、大切です。ぜひ持ってください。
 でも同時に落とし穴があります。
 目標を立てれば、それをやらせてくれない人や妨害となるような状況が、必ず現れてきます。その妨害する人が、夫や妻、子供の場合もあり得るのです。

 また、それができなかったらどうなるだろう、どう見られるだろうという不安、心配が強くなってしまうこともあります。
 その結果、分裂や葛藤をつくり出してしまうことが、往々にしてあるのです。

 それを避けるために、夢も目標も、一度下ろして、手放してみたらよいのです。要は、固執しないということです。そうすると否定することがなくなるので、心に平安が戻ってきます。
 手放したとしても、それが神の願いであれば、必ず成されます。そう信じて、神に委ねるのです。

 繰り返しますが、夢や目標は持っていいのです。持ってくださいね!
 同時に、持った途端に誰かを責め始める自分に気付いてください。気付けていれば大丈夫です。

 気付き続けながら、「許して愛して一つになり、感謝している」本当の自分に帰っていくのです。私たちの人生は、この絶え間ない繰り返しです。
 このようにして、生涯、天寶修行の道を歩んでいきましょう。

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☆自己牧会プログラム事務局☆

【メールアドレス】
wakuwaku150830@gmail.com

【ウェブサイト】
https://ワクワクセミナー.com/

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 次回は、「起こる全てのことに意味がある」をお届けします。


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