シリーズ・「宗教」を読み解く 216
宗教統一と世界平和⑭
宗教と政治が一つとなって世界平和を成し遂げる世界的機構モデルを示す

ナビゲーター:石丸 志信

 文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁夫妻が推進する超宗教平和運動は、キリスト教の一致運動を基軸として諸宗教間の対話を推進することから始まった。

 世界の宗教指導者が一堂に会し、それぞれの伝統に対して敬意を払いながら相互理解を深めていくものだった。

 その営みは、単に宗教者が仲良くなることが目的ではなかった。
 宗教が教える共通の真理を見いだすことで宗教統一の基盤を形成すること。その上で、本来宗教が目指す人類救済と平和世界の建設に向かって協働することを目的としていた。

 文総裁夫妻は、19918月に「世界平和宗教連合」と「世界平和連合」を創設した後、1999年には、この二つの組織を統合した形での「世界平和超宗教超国家連合(IIFWP)」をスタートさせた。

 それは、心身の統一された人間の姿に似て、心と体の機能を担う、宗教と政治が一つとなって世界平和を成し遂げる世界的機構モデルを示すためだった。

 そして、2000818日、米国ニューヨークの国連本部で開催されたIIFWPの総会で、次のような国連刷新の提案がなされている。

▲国連本部で開催されたIIFWP総会

▲国連刷新の提案を述べる文鮮明総裁

 「国家の代表たちで構成された既存の国連を、各国家の利益を代弁する下院と考えることができます。一方、著名な超宗教指導者など、精神世界の指導者たちで、宗教議会、あるいは国連の上院を構成することを、深刻に考慮していただくことをお願いします。…そして両院が相互に尊重し、協力し合うことによって、平和世界の実現に大きく寄与できるはずです。世界の指導者たちの政治的経綸(けいりん)は、世界の偉大な超宗教指導者たちの知恵とビジョンにより効果的に補完できるでしょう」(『平和経』第913「世界と国連が行くべき道」)


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