私の心の中にいる神様 102
「お便り&コメント」シリーズ⑭
自己牧会を体恤する方法とは?

 真の父母様が、「第二の神様」であると言われた“良心”。自分の心の中にいる神様―良心―と対話(瞑想、祈り)することによって、本然の自分を取り戻していくことができます。
 今回は、「自己牧会プログラム」事務局に寄せられたお便りと、それに対する同事務局からのコメントをご紹介しましょう!

 自己牧会プログラムはとても良い教材です。この内容を本当に自分のものにできたら、どんなに素晴らしいだろうと思います。ある意味、最後の解答かなとも感じています。

 個人でワークに取り組んでいますが、もともと、「曖昧」とか「適当」ということが許せない性格で、なかなか囚(とら)われから解放されません。
 この内容を体恤(たいじゅつ)するためにはどうしたらよいのか、具体的な方法を教えてください。
(男性 60代)

 体恤する方法は、書籍『自己牧会プログラム「囚われの自分」からの解放を目指して』に提示されている21個のワークを実践することが基本です。また、定期的にセミナー(ワンデー、ハーフデーなど)も行っていますから、そこへの参加をお勧めします。
 ここでは、そのポイントを紹介します。

囚われに気付く
 誰しも、自分の体験に基づいて形成してきた価値観があり、それを通して何かを否定したり嫌な気持ちになったりすると思います。そして、そのことをもって、自分や他者を責めて苦しむという習慣性があるのです。
 その「囚われ」を、自己牧会プログラムでは「体の機能」の一つ、主管する対象として捉えています。
 そういう気持ちになったら、まず「ああ、囚われているな」と気付くことが第1段階です。

良心を感じる
 その上で、誰をも否定せず、許して愛して一つになり感謝しようという方向性を持っている「良心」を感じてみてください。これが第2段階です。

「本当の私」を選択する
 その良心こそが「本当の私」です。その「本当の私」を選択するのです。これが第3段階です。
 こうすることで、何かを否定したり責めたりする「囚われ」を主管することができます。

生涯、やり続ける
 「1年やったらできますか? 半年でできますか?」といったご質問を頂くことがあります。
 「何をどのくらい、いつまでやればいいのか、知りたい」という思いは、当然出てくると思います。

 しかしながら、私たちは生きている限り、自分を守ろうとして不足を探しては否定するという心の動きから逃れることはできません。
 ですから、これは生涯、やり続けるものです。

神様に侍る
 真面目な人ほど、できていない自分、誰かを許せない自分、誰かを愛せない自分を責め続けます。
 しかし、やればやるほど完全にはできない自分に直面するというのが現実ですから、そんな自分を否定するのは意味がないのです。

 今の私が完全ではなかったとしても、まずはそのことを受け入れましょう。
 そして完全でいらっしゃる神様を見つめていきましょう。

 真のお母様も、「人間の力には限界がある。でも神様に侍れば全ての問題が解決する」と語っておられます。
 この道を行けば、最短距離で願いがかなっていくでしょう。

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☆自己牧会プログラム事務局☆

【メールアドレス】
wakuwaku150830@gmail.com

【ウェブサイト】
https://ワクワクセミナー.com/

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 次回は、「信仰の成長って何だろう」をお届けします。


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