(『祝福家庭』74号)
【第3祝福】「主管性完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第3祝福】
「天一国主人」に関するみ言(2)

 今まで霊人たちは、神様が父であることを知りませんでした。父母であることが分からなかったというのです。血統が違うので、分からないのです。霊界で神様は天宙父母であり、地上に来た真の父母は天地父母です。天宙父母と天地父母は一つです。それで、天地人父母、人として、実体を中心として王権が移されるのです。天地人父母でなければ、地上に定着できません。
 天宙父母、天地父母、天地人父母が同じ位置に立っているので、皆さん個々人がアダムの代わりに完成者となり、堕落していない、天地が統一された勝利の覇権を相続した位置に立つようになったのです。それで、「家庭盟誓」に出てくるように、「天一国(てんいちこく)主人」と言うことができるのです。


(天一国経典『天聖経』第12篇・第1章・第2節・1)


 天国は、ために生きる人が行くところです。自分を世界に投入しつつ、世界と連結し、世界を抱いて世界以上の位置を求め、神様に侍るための愛を求めてさまよう人が、天国の主人となるのです。このようなことを誇らなければなりません。父と母を誇り、妻と夫を誇り、息子と娘を誇り、兄弟を誇らなければなりません。
 このような伝統を中心として、これを国に拡大して適用し、その公式を世界に適用し、天宙に適用しなければなりません。このような人は、どこに行っても同参権、同位権、相続権をもつことができます。
(同 第2篇・第5章・第4節・14)


 どのようにして天国に行くのですか。神様の愛に狂って生きなければなりません。アダムとエバ以上に神様を愛さなければならず、ペテロ、ヤコブ、ヨハネ以上にイエス様を愛さなければなりません。そうでなければ、神様が「私」を愛する真の愛の相対圏を復帰できません。これさえ復帰すれば、万事思いどおりになります。
 お金がないと心配せず、息子、娘がいないと憂慮せずに、十年、二十年その道を続けていきなさいというのです。行ってみれば、大きな山や険しい峰にも登れるようになります。自分には、だんだん下っていき、苦労ばかりするように感じられるのですが、だんだん高くなります。統一教会は、打たれながら大きくなるのです。一つの家の中で、十人が暮らしているとすれば、公的目的のために九人の反対を受けながらも耐え忍ぶ人が、その家庭の主人になります。すぐ天国の主人になるのです。
(同 第7篇・第3章・第2節・48)