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【テキスト版】
ほぼ5分でわかる人生相談Q&A
幸せな人生の極意!

第68回 貧乏な人と金持ちの人の違いは何でしょうか?(2

ナビゲーター:阿部美樹

(動画版『ほぼ5分でわかる人生相談Q&A』より)

 皆さん、こんにちは!

 今回は、前回に引き続き「貧乏な人と金持ちの人の違いは何でしょうか?」という質問にお答えします。

 『金持ちになる男、貧乏になる男』(サンマーク出版)という書籍を参考に、貧乏な人と金持ちの人との特徴の違いについて、前回、五つ紹介しました。今回はさらに五つの特徴の違いを紹介いたします。

 第6の違いは、「貧乏になる人はただお金を得るために働く」傾向があり、「金持ちになる人は充実感を得るために働く」傾向があるということです。

 仕事の分野を選ぶときに大切なことは「どの分野が自分に一番充実感を与えてくれるか?」ということです。そのためには、自己分析をしっかり行って本当に好きなことを発見する必要があります。

 貧乏になる人は、お金を稼ぐという外発的なモチベーションで働き、金持ちになる人は、仕事が大好きだという内発的なモチベーションで働きます。

 歌手のボブ・ディランは「朝起きてから夜寝るまで自分がしたいことをしているなら、その人は成功者」と語っています。

 第7の違いは、「貧乏になる人はお金を得ることばかり考える」傾向があり、「金持ちになる人は情熱と楽しさを求める」傾向があるということです。

 貧乏な人の多くは、より長く働けばお金を稼ぐことができると考えますが、長時間労働はお金を稼ぐのに非効率です。財産を築けるかどうかは考え方によっても左右されます。
 豊かな考え方をすれば財産を築くことにも影響を与えます。そのためには、情熱と楽しさを追い求めて毎日ワクワクする生活をすることです。

 第8の違いは、「貧乏になる人は目標と期日を曖昧にする」傾向があり、「金持ちになる人は目標と期日を明確にする傾向」があるということです。
 貧乏な人の多くは、目標達成への信念が弱く、情熱も足りなく、忍耐力もありません。金持ちになりたいと言っているのに、すぐに諦めるなど中途半端です。

 第9の違いは、「貧乏になる人は努力せずに楽をしようと考える」傾向があり、「金持ちになる人は努力することを楽しもうと考える」傾向があるということです。

 「努力」は苦しいことでしょうか、楽しいことでしょうか?
 貧乏な人の多くは、苦労をつらいと考え、できるだけ努力せずに楽をしたいと考えます。
 金持ちの人の多くは、努力することは素晴らしいので、それを楽しんだ方が良いと考えます。自分を信じて自己投資に力を入れて、努力を続けて夢や目標に向かいます。

 第10の違いは、「貧乏になる人はマイナス思考で生活する」傾向があり、「金持ちになる人はプラス思考で生活する」傾向があるということです。

 「私は貧乏になるように生まれている」と考えるのか、「私はお金持ちになるにふさわしい」と考えるのかで結果は大きく違います。

 「どうせうまくいかないから挑戦しても無駄」というのではなく、「最初はうまくいかなくても粘り強くやれば必ずうまくいく」と考えることです。

 「お金持ちになれるかどうかは運で決まる」のではなく、「自分を信じていかに努力するかで決まる」ということです。

 「お金持ちは人々をだまして稼いでいる」と考えるのではなく、「人を喜ばせて社会に貢献すれば大きな収入を得ることができる」と考えていくことです。

 このように、肯定的なプラス思考で生活する人は心も財産も豊かになっていくことでしょう。

 皆さんからの質問をお待ちしています。
 「人生相談QA」で、ほぼ5分でお答えいたします。
 また、お会いしましょう!

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