(『祝福家庭』79号)
【第2祝福】「家庭完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第2祝福】
「真の夫婦」に関するみ言(3)

 真の夫とは、どのような夫でしょうか。「私が生まれたのはあなたのために生まれたので、あなたのために生き、死ぬのもあなたのために死ぬだろう」と言う人です。真の妻も同じです。「私が生まれたのもあなたのために、私が生きるのもあなたのために、また私が死ぬのもあなたのために!」と互いに通じ合いながら、自らを越えて相手のために生きる原則をもった家庭ならば、この家庭は理想的な家庭であり、愛の家庭であり、幸福の家庭であり、平和の家庭に間違いありません。


(天一国経典『天聖経』第5篇・第3章・第2節・5)


 夫婦が互いに愛し合うときに、いつまで愛するのかと尋ねるとき、若かった時まで愛すると言えば気分が良いでしょうか。死ぬ時まで愛するように願うのです。その次には、永遠に愛することを願うというのです。永遠は未来を中心として全体を身代わりするのです。死ぬ時まで愛するということは、自らのすべてのものを与えて愛するということです。
 「永遠に」は、全体的であり、「死ぬ時」までは、すべてを愛するということです。それでこそ喜ぶのです。
(同 第5篇・第3章・第2節・8)


 真の夫婦は神様の二性をそれぞれ代表しているのであり、天と地を代表した立場で互いに調和一体を成し遂げるために生まれたのです。すなわち、男性も女性も、本来自分のために、自己中心的に生きるように創造されたのではなく、相対のために存在するように創造されたということです。真の夫婦はそれぞれ、相対のために生まれたことをはっきりと知らなければなりません。
 真の愛は、一人では実現されないと言いました。真の愛は必ず相対的基盤を通して実現されるのです。夫婦間の真の愛は、自分たち夫婦のためだけのものではありません。神様の創造理想を中心とした真の愛です。絶対的な真の愛の主人は神様です。神様の真の愛によって、自分の相対と一つになろうとするとき、絶対的な神様の真の愛が臨在するのです。
(『平和経』593-594)