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青年よ行け、そして世界を救え
21世紀の青年運動への提言(7)

 36家庭の朴普熙(パク・ポーヒ)先生(1930~2019)による講演「青年よ行け、そして世界を救え」を毎週月曜日配信(予定)でお届けします。

(光言社・刊『青年よ行け、そして世界を救え』より)

三、神の創造と堕落と復帰

再臨の救世主はだれか

 では、その再臨の救世主は、どなたでしょうか?
 もし、紀元2000年が新時代の出発であるならば、その救世主は既に、この地上にいらっしゃらなければなりません。今生まれては、もう遅いのです。まさしくそうでございます。その再臨の主は、既にこの世に来ておられます。私はこの救世主に38年間、侍っている者でございます。私にはあまりにも幸福なことであります。ところが、初めての皆様には、衝撃であるかもしれません。けれども、何を恐れましょうか。これは福音でございます。

 その方はまさしく、『ついに解明された1999年』(高坂満津留著、光言社刊)の本が証している、東洋が生んだ偉大なる世界的宗教指導者、REV. SUN MYUNG MOON、すなわち文鮮明先生、その人でございます。

▲文鮮明師

 皆様。
 この救世主は同時にまた、人類の真の父母でございます。本当は、神が創造された最初の人間、アダムとエバと呼ばれる人間の先祖が、堕落せず、完成していたならば、彼らが人類の永遠なる真の父母になったはずであります。

 ところが、彼らの堕落により、二番目のアダムとして、この世に遣わされた方が、イエス・キリストであったのです。先にも申し上げたように、選民の不信仰により、十字架にかけられたがために、イエス様は真の父母にはなれませんでした。

 それで、再臨のメシヤは第三のアダムであり、ここで初めて人類の真の父母が、成就されたのであります。これは人類にとって、最大の福音であります。

▲アダムとエバ、イエスが真の父母になれなかったので再臨主がその使命を担う

 この救世主、真の父母は、すべての宗教の完成であります。キリスト教では再臨のイエスであり、仏教では弥勒仏であり、儒教では真人であります。最も重大なことは、これがみな、同一人物だということでございます。一つの神は、この地上に一双の真の父母を成就し、宗教はこの方によって統合、そして人類の救援が完成されるのでございます。長い間、待ちに待った地上天国の理想は、今やこの真の父母によって、実現されるのでございます。

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 次回は、「人類の終末」をお届けします。