(『祝福家庭』73号)
【第1祝福】「個性完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第1祝福】
「真の人間」に関するみ言(1)

 創造本然の人間は、その心と体に神様の真の愛をもち、そのまま感応しながら生きるようになっています。心は真の愛を中心として神様に感応し、体は自動的に心に共鳴するのです。体と心が闘うことのない真の統一の起源は、神様の真の愛をそのまま受け継いで体感する所にあります。心と体が統一体になるという人間の理想は、神様の真の愛を完全に所有するときに成し遂げられるのです。
 心と体が真の愛を中心として統一されるところから、真の自由と平和の理想が出発できます。そして、心と体が統一された基盤の上で、自由で平和な個人、家庭、氏族、民族、国家、世界を成し遂げることができるのです。
(天一国経典『天聖経』第4篇・第1章・第2節・38)


 真の愛は人間や霊界だけでなく、すべてが好みます。ですから、真の愛をもった人は、動物も植物も好んで彼を主人として迎えようとし、いかなる存在でも真の愛を中心とした人と一つになろうとするのです。被造世界のあらゆる存在は、真の愛をもって生きる男性と女性に近づこうと努力し、彼らと共に生き、彼らにより主管されることを理想と思うのです。したがって、この世の中で最も貴いものは、真の愛をもった男性と女性、すなわち真の人間なのです。
(同 第4篇・第4章・第4節・18)