真の父母様の歩まれた道 15
幼少期の真のお父様⑨
めんどりの愛の力

 『ムーンワールド』で連載してきました人気コーナー、真の父母様の歩まれた道「汗と涙の歴史」をBlessed Lifeでも配信!
 親しみのあるイラストと、小学生でも理解しやすく、分かりやすい文章で紹介します!

 真のお父様が子供のとき、とても愛していた犬がいました。その犬は、とても利口で、お父様が学校から帰ってくる時間になると、それが分かったそうです。そのような面では人間より優れていました。お父様が帰ってくる三十分前には、さっと出てきて待っていたのです。

 遅くなる日には、それがちゃんと分かり、遅く出てきました。どうして、そのようなことが分かるのでしょうか? 多分、においを嗅いでいたのでしょう。

 その犬が出迎えてくれると、真のお父様はいつも右手でなでてあげました。ですから犬は、左側から来ても、すっとお父様の右側に回って、なでてくれと顔をこすりつけてくるのです。ですから、なでてあげなければなりません。そうしないと、きゃんきゃんと言いながらついてきて、ぐるぐる回るのです。その犬を見ながら、お父様は、「愛は不思議だな。おまえも、そんなに愛が好きなのか」と思ったそうです。

 真のお父様は、豚や猫、犬などが子どもを産むのも見たそうです。そのようなことにとても興味があり、よく観察して、動物を愛しました。

 真のお父様は、めんどりがひなをかえすために卵を抱いているのも観察しました。めんどりは目をじっと開け、足で卵を抱えて一日中、座っていました。そうすると、おなかの所の毛がすべて抜けてしまいます。毛が抜けてしまうほど座り続けているということなのですが、それはめんどりにとって嫌なことではなく、うれしいことだというのです。

 真のお父様は幼い頃、そのようなことに関心が旺盛で、毎日、めんどりと卵をのぞき込んでいました。最初は、めんどりがお父様を追い出そうとしたのですが、一日に3回以上のぞきに来るので、追い出そうとしなくなったそうです。

 めんどりは卵を愛しているので、真のお父様がそこに行っても、絶対にその場を離れませんでした。卵を抱くめんどりは、「天下の誰であっても、この卵に触ったら、容赦しない。許さない」と、王様のような権威をもって周囲をうかがっていました。

 そのめんどりの権威の前には、おんどりも自分かってにできません。おんどりに、「その卵を抱いていなさい」と言えば、3時間も抱いていることができずに逃げ出してしまうでしょう。めんどりだから、抱いていることができるのです。それが、愛の力なのです。

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 次回は、「少年期の真のお父様①」をお届けします。