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『祝福家庭』76号(2015年 春季号)
誌上説教
真のお母様の心情を相続して

阿部美樹・教会成長研究院 院長(当時)

 2回に分けて紹介します。

 私たちは今、天の父母様、真のお父様の願いである天一国を実現するために、真のお母様を中心として歩んでいます。
 ここで、いま一度真のお母様の立場を確認してみましょう。

真のお父様は、お母様と共に顕現される

 「私は実体をもった主体の教主であり、お母様は対象の教主です。それで、私は第一教主、お母様は第二教主です。……先生が霊界に行ったとしても、お母様が地上にいれば、霊界と地上界の統一圏ができるので、いつでもお母様がいる地上に来て一緒に暮らすことができるのです」
(『真の父母の絶対価値と氏族的メシヤの道』)

 このように、お母様は「対象の教主」、「第二教主」という立場に立たれ、お父様は霊界に行かれても、お母様のもとに来て一緒に生活しておられます。

 「真の父母」とは、お父様お独りでは成り立ちません。父母として二人が一つになってこそ成立します。
 ですから、真のお母様が地上にいらっしゃるということが、どれだけ感謝であり、重要でしょうか。

お母様の御聖誕を巡る霊妙なる天の摂理

 真のお父様の誕生は復帰摂理上、お生まれになった場所も時も全て摂理的な意味がありました。
 真のお母様の誕生についても、同様の重要な天の摂理がありました。

 お母様の御聖誕(1943年)から70年後の2013年、お母様が「古希」を迎えられると同時に「基元節」が出発しました。
 「70数」には、七千年(聖書における六千年人類史+千年王国)の歴史を70年間で総蕩減したという意味があります。

 それでは、1943年という年、いったい何があったでしょうか?
 お母様の誕生直後のようすについて、洪順愛(ホンスネ)大母様の証しがあります。

 「お母様は1943年1月6日早朝4時30分に誕生されました。……最初のわかめスープを飲んで、お母様を抱いて眠ったのですが、角の生えた真っ黒なサタンが迫って来て、お母様を殺そうとしました。私は『サタンよ退きなさい。この娘は私にとってとても大切な娘なのに、おまえがなぜ殺そうとするのか』と叫びました。(約一か月後、夢に主が現れ)『心配するな。この赤ん坊は主の娘であり、おまえは乳母のようだ。乳だけちゃんと飲ませて養育しなさい』とおっしゃいました」
(『真の愛の勝利者』)

 お母様の御聖誕を巡って、神様とサタンが奪い合いをしたというのです。

 また、お母様が誕生された年、お父様はどこで何をしておられたでしょうか?
 日本に留学し、「原理解明」のために精誠を尽くし、「メシヤとしての内的基台」を立てておられたのです。
 真のお父様が「原理」の根本とサタンの正体や罪状を解き明かされた時に、真のお母様が誕生されたということです。

お母様の70年、日本の70

 真のお母様は過去、現在、未来の全ての女性を代表した立場でお生まれになりました。お母様の誕生によって、女性の歴史は大きく変化しました。
 お母様が誕生された時から「女性の祝福圏」が始まったというみ言があります。

 「地上に永遠の基台として相対者を立てることが、統一教会で言えば聖婚式であり、1960年のきょうでした。第一次世界大戦以後の70年間は女性の運勢圏です。……それは70年間、地上で許しを受けた女性の祝福圏です。
 その祝福圏は、真のお母様がこの地上に生まれ、その真のお母様を中心として始まらなければなりません」
(『真の御父母様の生涯路程4』)

 194310月、お父様は日本留学(早稲田大学附属早稲田高等工学校)を終えて韓国に戻られるとき、「この地(日本)から神のみ旨のために立ち上がる青年を立たせてください」と、日本のために切実に祈られました。
 それは日本宣教の内的基台を立てられた瞬間であり、そのとき、日本宣教の歴史が出発したとも言えます。

 お母様の70年と母の国・日本の70年は、深いところでつながっているようです。

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