真の父母様の歩まれた道 13
幼少期の真のお父様⑦
フンコロガシの後ろ蹴り

 『ムーンワールド』で連載してきました人気コーナー、真の父母様の歩まれた道「汗と涙の歴史」をBlessed Lifeでも配信!
 親しみのあるイラストと、小学生でも理解しやすく、分かりやすい文章で紹介します!

 真のお父様は、ありを観察して、小さなありにも人間の手のようなものがあると語られています。
 人間が感じることのできないところまで察知することのできる、素早く、高次元で、繊細な器官があるのです。真のお父様は、「英国ロンドンの大英博物館は大きくて有名ですが、その博物館が何百あっても、それを説明できません。小さなありに、そのような何千の博物館以上の内容があるというのですから、自然の道理は恐ろしいものです」と言われています。

 皆さん、フンコロガシ(スカラベ)を知っていますか? 欲張りなフンコロガシは、後ろ足や前足を使って、ふんを転がし続け、それをどんどん大きくしていきます。真のお父様は、その姿に興味を持って、じっと観察しました。
 フンコロガシが作業するのを見ると、とても賢いことが分かったそうです。フンコロガシは、てきぱきと動き、転がして大きくなっていったふんが押せなくなると、その後はそれを後ろに蹴って動かしていくというのです。そして、自分もそれにくっついて、離れることなく一緒に転がっていきました。その姿は、真のお父様にとって、とても魅力的でした。

 真のお父様は、動物に関しても、「捕まえなかった動物がいなかった」と語られています。動物に、とても興味があったのです。さすがに虎は捕まえなかったそうですが、山猫やたぬき、うさぎなどを捕まえました。多くの動物をよく見ていると、それらは一匹で生きているのではなく、皆、カップルで存在していたそうです。

 真のお父様は、雪が降ると、何里(韓国の一里は約393メートル)も離れた小山で、棒を手に、夜はイタチ狩りをし、昼はうさぎを捕まえました。
 動物が何もいないと、村の犬とじゃれて、追いかけっこをしながら、峠を越えて、棒で追い立てながら、犬を訓練してみたのです。

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 次回は、「幼少期の真のお父様⑧」をお届けします。