ファミリーサポートコーチング講座

 「ファミリーサポート(FS)コーチング講座」は、文字どおり、より良い家族関係や人間関係を実現するために読者の皆さまをサポートするコーチング講座です。
 毎週月曜日配信予定です。皆さまの家庭生活、信仰生活、社会生活にぜひお役立てください。

第24回「本当に変わりました」

ナビゲーター:西森 響
監修:阿部 美樹(伝道教育局)

 今回は、FS(ファミリーサポート)コーチングを受けた男性(20代)の感想をご紹介します。

知らない人に相談したい
 このコーチングに出合うまでの自分は親に対しての恨み、兄弟に対しての憎しみ、同じ二世に対しての嫌悪感など、とてつもない負の感情に囚(とら)われている状態で、仕事も失敗ばかりで、毎日「死にたい」とそんな事ばかり考えていました。

 風のうわさで他の二世が祝福を受けた話を聞くと、自分の人生はどうしてこんなに苦しいのだろうと悲しくなり、もう教会をやめようと思いました。
 その話をしようと、母と電話をしていると「やっぱりやめたくない、自分も本当は祝福を受けたい」と思いました。

 そこで母に、「自分のことを知らない人で、祝福について相談できる人を紹介してほしい」と無茶を言ったところ、数日後にこのコーチングを紹介してもらいました。
 「これで自分が変わることができなければ本当に教会をやめる、これで最後にしよう」という思いで、コーチングに参加しました。

鉄球が外れ、傷が癒える
 最初は「自分に自信が持てない」という内容でやっていただいたのですが、それがすごく良かったので、後日、また何度か参加させていただき、個別でもコーチングをやっていただきました。

 すると、自分の足に鎖でつながっていた大きな鉄球がどんどん外れていく感覚と、自分の体に刺さっていたナイフがどんどん取れて、傷が癒えていくような感覚がありました。

 「絶対に解決できない」と思っていた内容もたったの1時間で解消され、その時は本当に自分自身が解放されたのと同時に「神様は自分を愛してくれていたのだな」と感じて、涙が出るほどうれしかったです。

個性に気付く
 「今の自分で、ありのままの自分で良い」と思えるようになり、そう思うと不思議と自分の良いところが見えてくるようになりました。

 「自分には何もない」と思っていましたが、「自分は神様からこんなにたくさんの素敵な個性を与えられているんだ」と気付き、気付いたことで自分に自信が持てるようになり、自分でも分かるぐらい変化していきました。

 自分が見ていた世界が180度変わった感覚で、自然を見て感動し、ちょっとした事でも感謝できるようになり、生かされていることに日々感謝しています。

寄り添ってあげられる力
 自分は、共感力や感受性が強く、繊細で、たくさん傷ついた経験をしてきました。だからこそ人の心情が分かって、寄り添ってあげられる力があるのだと今は思っています。そしてこれが「神様がプレゼントしてくださった個性なのだ」と思っています。

 この個性を最大限に生かして、今度は自分がコーチングを行うコーチを目指して、今、西森コーチの元で学びながら一歩一歩進んでいます。
 一人一人の心情に寄り添うことのできるコーチになって、自分と同じように悩んでいる二世や、多くのかたの力になれるように歩んでいきます。

 このコーチングに出合えたことに本当に感謝しています。
 天の父母様、真の父母様、ありがとうございます

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 次回は、「人はいつでも現在可能なベストを尽くしている(理論編)」についてお伝えします。

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